【参考資料2】【日版R4.1.17一部改正】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2020 (78 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html |
出典情報 | 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回 1/17)《厚生労働省》 |
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2013 年
Aminoglycosides
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
Polypeptides
35.0
28.3
29.6
32.1
15.2
9.4
Tetracyclines
1.6
2.2
2.6
2.0
0.0
0.0
Macrolides
5.6
5.3
5.5
1.4
3.5
0.0
Polysaccharides
Polyethers
Other antimicrobials
Synthetic antimicrobials
合計
0.2
0.0
0.1
0.1
0.1
0.0
136.0
142.5
141.7
159.9
165.5
161.0
20.8
18.3
12.5
14.6
19.8
26.2
35.9
29.3
24.4
18.1
17.1
20.1
235.1
225.9
216.4
228.2
221.2
216.7
集計に抗真菌薬を含まない。
(4)農薬
データ元:農林水産省消費・安全局農産安全管理課
農薬として用いられている抗菌剤の国内出荷量(有効成分換算(トン:t)) を表に示した。2013
年から 2017 年における国内出荷量の合計は 142.72 から 153.63t と 150t 前後であった。
表 81 農薬として用いられている抗菌剤の国内出荷量(有効成分換算)(t)
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
Streptomycin
36.12
36.21
35.49
39.80
45.32
Oxytetracycline
10.52
12.00
12.54
10.50
9.61
0.13
Kasugamycin
20.53
20.96
21.24
20.56
13.14
21.22
Validamycin
23.11
25.50
24.97
24.80
22.07
23.35
Oxolinic acid
40.08
40.79
41.16
42.17
44.00
44.53
Polyoxins
16.24
15.49
15.25
15.80
8.57
13.65
146.59
150.94
150.66
153.63
142.72
139.07
合計
36.19
集計は農薬年度(2013 農薬年度は 2012 年 10 月から 2013 年 9 月)集計に抗真菌薬を含まない。
(5)日本における抗菌薬使用の現状
ヒト、畜産動物、水産動物、愛玩動物、抗菌性飼料添加物および農薬の使用量を合算した値を表
82、83 に示す。ワンヘルスとして考えた場合における日本の抗菌薬の選択圧は、テトラサイクリン
系が 19~21%と最も高く、次いでペニシリン系(13~16%)、マクロライド系(11~13%)であった。
また、テトラサイクリン系、ペニシリン系およびマクロライド系いずれも経年的に増加しており今後
の動向に注意が必要である。一方、セファロスポリン系、フルオロキノロン系においてはあまり変動
を認めず、ヒトとヒト以外で使用可能な抗菌薬が異なることが影響していると考えられる。
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