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資料1-3 リオシグアト及びHIVプロテアーゼ阻害剤の電子化された添付文書一覧 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回) |
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10.2 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
アパルタミド
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
フェンタニル、フェンタニ これら薬剤の血中濃度が上 本剤がCYP3Aに
ルクエン酸塩
昇するおそれがある。これ おけるこれら薬剤
リドカイン塩酸塩
ら薬剤の副作用が発現しや の 代 謝 を 競 合 的
リドカイン
す く な る お そ れ が あ る た に阻害するためと
エリスロマイシン
め、充分な観察を行いなが 考えられている。
カルバマゼピン
ら慎重に投与し、必要に応
イトラコナゾール
じて減量や休薬等の適切な
ケトコナゾール
措置を講ずること。
ミコナゾール
キニーネ
カルシウム拮抗薬
(アムロジピンベシル酸塩、
ジルチアゼム塩酸塩、フェ
ロジピン、ニカルジピン塩
酸塩、ニフェジピン、ニソ
ルジピン、ニトレンジピ
ン、ベラパミル塩酸塩、ニ
ルバジピン等)
タモキシフェンクエン酸塩
トレミフェンクエン酸塩
ブロモクリプチンメシル酸
塩
シンバスタチン
アトルバスタチンカルシウ
ム水和物
クラリスロマイシン
シクロスポリン
タクロリムス水和物
エベロリムス
デキサメタゾン
シルデナフィルクエン酸塩
[バイアグラ]
タダラフィル[シアリス、
ザルティア]
ゲフィチニブ
ダサチニブ
ニロチニブ
イリノテカン塩酸塩水和物
ビンカアルカロイド系抗悪
性腫瘍薬
(ビンクリスチン硫酸塩、
ビンブラスチン硫酸塩等)
アルプラゾラム
サルメテロールキシナホ酸
塩
ボセンタン水和物
コルヒチン
クエチアピンフマル酸塩
シメプレビルナトリウム
[2.3、9.2.1、9.3.1参照]
フルチカゾンプロピオン酸 これら薬剤の血中濃度が上
エステル
昇するおそれがある。これ
ブデソニド
ら薬剤との併用において、
トリアムシノロンアセトニド クッシング症候群、副腎皮
質機能抑制等が報告されて
いるので、併用は治療上の
有益性がこれらの症状発現
の危険性を上回ると判断さ
れる場合に限ること。
イブルチニブ
これら薬剤の血中濃度が
エンコラフェニブ
上昇し、副作用が増強され
るおそれがある。本剤から
CYP3A阻害作用のない薬剤
への代替を考慮すること。
やむを得ず併用する際には、
これら薬剤の減量を考慮す
るとともに、患者の状態を
慎重に観察し、副作用の発
現に十分注意すること。
** ベネトクラクス
ベネトクラクスの再発又は難
*
〈再発又は難治性の慢性リ 治性の慢性リンパ性白血病
ンパ性白血病(小リンパ球(小リンパ球性リンパ腫を含
性リンパ腫を含む)の維持 む)の維持投与期又は急性
投与期、急性骨髄性白血病〉骨髄性白血病に対してベネト
クラクス投与中に本剤を併用
した場合、ベネトクラクスの
副作用が増強されるおそれが
あるので、ベネトクラクスを
減量するとともに、患者の状
態を慎重に観察し、副作用の
発現に十分注意すること。
ワルファリンカリウム
テオフィリン
エチニルエストラジオール
エストラジオール安息香酸
エステル
リファンピシン
セイヨウオトギリソウ(St.
John's Wort、セント・ジョ
ーンズ・ワート)含有食品
フルコナゾール
ホスフルコナゾール
キヌプリスチン・ダルホプ
リスチン
タバコ
ジドブジン
ラモトリギン
バルプロ酸ナトリウム
ネビラピン
エファビレンツ
ジゴキシン
ロペラミド塩酸塩
アファチニブマレイン酸塩
ロスバスタチンカルシウム
グレカプレビル・ピブレン
タスビル
-3-
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
アパルタミドの血中濃度が 本剤がCYP3Aに
上昇し、副作用が増強され よるアパルタミド
るおそれがある。
の代謝を競合的
また、本剤の血中濃度が減 に阻害するため。
少するおそれがある。本剤 ま た 、 ア パ ル タ
からCYP3A阻害作用のない ミドがCYP3Aを
薬剤への代替を考慮するこ 誘導するため。
と。やむを得ず併用する際
には、アパルタミドの減量
を考慮するとともに、患者
の状態を慎重に観察し、副
作用の発現や本剤の効果の
減弱に十分注意すること。
ワルファリンの血中濃度に 肝 薬 物 代 謝 酵 素
影響を与えるおそれがあ の関与が考えら
る。頻回なINRのモニタリ れるが機序不明。
ングを行うことが望ましい。
これら薬剤の血中濃度が減 本剤がこれら薬剤
少するおそれがある。これ の肝薬物代謝酵素
ら薬剤の増量が必要となる を誘導するためと
場合がある。
考えられている。
本剤の血中濃度が減少する リ フ ァ ン ピ シ ン
おそれがある。
がCYP3Aを誘導
するためと考え
られている。
本剤の代謝が促進され血中 セ イ ヨ ウ オ ト ギ
濃度が低下するおそれがあ リ ソ ウ に よ り 誘
るので、本剤投与時はセイヨ 導 さ れ た 肝 薬 物
ウオトギリソウ含有食品を摂 代 謝 酵 素 ( チ ト
取しないよう注意すること。 ク ロ ー ム P 4 5 0 )
が本剤の代謝を
促進し、クリア
ランスを上昇さ
せるためと考え
られている。
本剤の血中濃度が上昇する こ れ ら 薬 剤 が
おそれがある。
CYP3Aにおける
本剤の代謝を競合
的に阻害するため
と考えられている。
喫煙により本剤のAUCが減 機序不明
少するおそれがある。
本剤との併用によりジドブジ 本 剤 が グ ル ク ロ
ンのC max及びAUCがそれぞ ン 酸 抱 合 を 促 進
れ減少するとの報告がある。 す る た め と 考 え
これら薬剤の血中濃度が低 られている。
下するおそれがある。
本剤の血中濃度が減少する ネ ビ ラ ピ ン が
おそれがある。
CYP3Aを誘導す
るためと考えら
れている。
本剤及びエファビレンツの 機序不明
血中濃度が上昇するおそれ
がある。高頻度に有害事象
が発生する可能性があるの
で、臨床検査値等のモニタ
リングを行いながら慎重に
投与すること。
ジゴキシンの血中濃度が有 本剤のP-gp阻害
意に増加したとの報告があ 作用によるものと
る。ジゴキシンの血中濃度 考えられている。
モニタリングを行うなど注
意すること。
ロペラミドの血中濃度が上
昇するおそれがある。
アファチニブの血中濃度が
上昇し、副作用が発現しや
すくなるおそれがある。本
剤はアファチニブと同時か
アファチニブ投与後に投与
すること。
ロスバスタチンの血中濃度 本剤のBCRP阻害
が上昇するおそれがある。 作用が関与してい
る可能性がある。
グレカプレビル及びピブレ 本剤のP-gp又は
ンタスビルの血中濃度が上 BCRP阻害作用に
昇するおそれがある。
よるものと考え
られる。
薬剤名等
アパルタミド
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
フェンタニル、フェンタニ これら薬剤の血中濃度が上 本剤がCYP3Aに
ルクエン酸塩
昇するおそれがある。これ おけるこれら薬剤
リドカイン塩酸塩
ら薬剤の副作用が発現しや の 代 謝 を 競 合 的
リドカイン
す く な る お そ れ が あ る た に阻害するためと
エリスロマイシン
め、充分な観察を行いなが 考えられている。
カルバマゼピン
ら慎重に投与し、必要に応
イトラコナゾール
じて減量や休薬等の適切な
ケトコナゾール
措置を講ずること。
ミコナゾール
キニーネ
カルシウム拮抗薬
(アムロジピンベシル酸塩、
ジルチアゼム塩酸塩、フェ
ロジピン、ニカルジピン塩
酸塩、ニフェジピン、ニソ
ルジピン、ニトレンジピ
ン、ベラパミル塩酸塩、ニ
ルバジピン等)
タモキシフェンクエン酸塩
トレミフェンクエン酸塩
ブロモクリプチンメシル酸
塩
シンバスタチン
アトルバスタチンカルシウ
ム水和物
クラリスロマイシン
シクロスポリン
タクロリムス水和物
エベロリムス
デキサメタゾン
シルデナフィルクエン酸塩
[バイアグラ]
タダラフィル[シアリス、
ザルティア]
ゲフィチニブ
ダサチニブ
ニロチニブ
イリノテカン塩酸塩水和物
ビンカアルカロイド系抗悪
性腫瘍薬
(ビンクリスチン硫酸塩、
ビンブラスチン硫酸塩等)
アルプラゾラム
サルメテロールキシナホ酸
塩
ボセンタン水和物
コルヒチン
クエチアピンフマル酸塩
シメプレビルナトリウム
[2.3、9.2.1、9.3.1参照]
フルチカゾンプロピオン酸 これら薬剤の血中濃度が上
エステル
昇するおそれがある。これ
ブデソニド
ら薬剤との併用において、
トリアムシノロンアセトニド クッシング症候群、副腎皮
質機能抑制等が報告されて
いるので、併用は治療上の
有益性がこれらの症状発現
の危険性を上回ると判断さ
れる場合に限ること。
イブルチニブ
これら薬剤の血中濃度が
エンコラフェニブ
上昇し、副作用が増強され
るおそれがある。本剤から
CYP3A阻害作用のない薬剤
への代替を考慮すること。
やむを得ず併用する際には、
これら薬剤の減量を考慮す
るとともに、患者の状態を
慎重に観察し、副作用の発
現に十分注意すること。
** ベネトクラクス
ベネトクラクスの再発又は難
*
〈再発又は難治性の慢性リ 治性の慢性リンパ性白血病
ンパ性白血病(小リンパ球(小リンパ球性リンパ腫を含
性リンパ腫を含む)の維持 む)の維持投与期又は急性
投与期、急性骨髄性白血病〉骨髄性白血病に対してベネト
クラクス投与中に本剤を併用
した場合、ベネトクラクスの
副作用が増強されるおそれが
あるので、ベネトクラクスを
減量するとともに、患者の状
態を慎重に観察し、副作用の
発現に十分注意すること。
ワルファリンカリウム
テオフィリン
エチニルエストラジオール
エストラジオール安息香酸
エステル
リファンピシン
セイヨウオトギリソウ(St.
John's Wort、セント・ジョ
ーンズ・ワート)含有食品
フルコナゾール
ホスフルコナゾール
キヌプリスチン・ダルホプ
リスチン
タバコ
ジドブジン
ラモトリギン
バルプロ酸ナトリウム
ネビラピン
エファビレンツ
ジゴキシン
ロペラミド塩酸塩
アファチニブマレイン酸塩
ロスバスタチンカルシウム
グレカプレビル・ピブレン
タスビル
-3-
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
アパルタミドの血中濃度が 本剤がCYP3Aに
上昇し、副作用が増強され よるアパルタミド
るおそれがある。
の代謝を競合的
また、本剤の血中濃度が減 に阻害するため。
少するおそれがある。本剤 ま た 、 ア パ ル タ
からCYP3A阻害作用のない ミドがCYP3Aを
薬剤への代替を考慮するこ 誘導するため。
と。やむを得ず併用する際
には、アパルタミドの減量
を考慮するとともに、患者
の状態を慎重に観察し、副
作用の発現や本剤の効果の
減弱に十分注意すること。
ワルファリンの血中濃度に 肝 薬 物 代 謝 酵 素
影響を与えるおそれがあ の関与が考えら
る。頻回なINRのモニタリ れるが機序不明。
ングを行うことが望ましい。
これら薬剤の血中濃度が減 本剤がこれら薬剤
少するおそれがある。これ の肝薬物代謝酵素
ら薬剤の増量が必要となる を誘導するためと
場合がある。
考えられている。
本剤の血中濃度が減少する リ フ ァ ン ピ シ ン
おそれがある。
がCYP3Aを誘導
するためと考え
られている。
本剤の代謝が促進され血中 セ イ ヨ ウ オ ト ギ
濃度が低下するおそれがあ リ ソ ウ に よ り 誘
るので、本剤投与時はセイヨ 導 さ れ た 肝 薬 物
ウオトギリソウ含有食品を摂 代 謝 酵 素 ( チ ト
取しないよう注意すること。 ク ロ ー ム P 4 5 0 )
が本剤の代謝を
促進し、クリア
ランスを上昇さ
せるためと考え
られている。
本剤の血中濃度が上昇する こ れ ら 薬 剤 が
おそれがある。
CYP3Aにおける
本剤の代謝を競合
的に阻害するため
と考えられている。
喫煙により本剤のAUCが減 機序不明
少するおそれがある。
本剤との併用によりジドブジ 本 剤 が グ ル ク ロ
ンのC max及びAUCがそれぞ ン 酸 抱 合 を 促 進
れ減少するとの報告がある。 す る た め と 考 え
これら薬剤の血中濃度が低 られている。
下するおそれがある。
本剤の血中濃度が減少する ネ ビ ラ ピ ン が
おそれがある。
CYP3Aを誘導す
るためと考えら
れている。
本剤及びエファビレンツの 機序不明
血中濃度が上昇するおそれ
がある。高頻度に有害事象
が発生する可能性があるの
で、臨床検査値等のモニタ
リングを行いながら慎重に
投与すること。
ジゴキシンの血中濃度が有 本剤のP-gp阻害
意に増加したとの報告があ 作用によるものと
る。ジゴキシンの血中濃度 考えられている。
モニタリングを行うなど注
意すること。
ロペラミドの血中濃度が上
昇するおそれがある。
アファチニブの血中濃度が
上昇し、副作用が発現しや
すくなるおそれがある。本
剤はアファチニブと同時か
アファチニブ投与後に投与
すること。
ロスバスタチンの血中濃度 本剤のBCRP阻害
が上昇するおそれがある。 作用が関与してい
る可能性がある。
グレカプレビル及びピブレ 本剤のP-gp又は
ンタスビルの血中濃度が上 BCRP阻害作用に
昇するおそれがある。
よるものと考え
られる。