よむ、つかう、まなぶ。
資料1-3 リオシグアト及びHIVプロテアーゼ阻害剤の電子化された添付文書一覧 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回) |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
薬剤名等
トラゾドン塩酸塩
PR間隔を延長させる薬剤
ベラパミル塩酸塩
アタザナビル硫酸塩 等
[9.1.2、17.3.1参照]
エトラビリン
ネルフィナビルメシル酸塩
[16.7.3参照]
その他のHIVプロテアーゼ
阻害薬(アタザナビル硫酸
塩等)
マラビロク
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
トラゾドンの血中濃度が上 本剤がCYP3Aに
昇し、悪心、めまい、低血 おけるトラゾドン
圧、失神を起こす可能性が の 代 謝 を 競 合 的
あるので、本剤と併用する に阻害するためと
場合は、患者の状態に注意 考えられている。
し、必要に応じてトラゾド
ンの減量等を考慮すること。
PR間隔が延長するおそれが 本 剤 は 軽 度 の 無
ある。
症候性PR間隔の
延長が認められ
ている。
エトラビリンの血中濃度が 本 剤 の 肝 薬 物 代
低下したとの報告がある。 謝 酵 素 誘 導 作 用
本剤600mg1日2回との併用 に よ る も の と 考
は推奨されない。
えられている。
ネルフィナビルの血中濃度 本剤がCYP3Aに
が上昇するとの報告がある。よるこれら薬剤の
これら薬剤の血中濃度が上 代 謝 を 競 合 的 に
阻害するためと考
昇するおそれがある。
えられている。
マラビロクの血中濃度が上
昇するおそれがある。
2%以上
2%未満
無力症(22.3%)悪寒
発熱 (4.8%)胸痛
疼痛 (4.7%)背部痛
多汗 (3.4%)インフルエンザ様症候群
体重減少
(2.3%)
肝 臓
肝機能検査異常
−
(2.8%)
呼吸器
咽頭炎 (9.8%)呼吸困難
咳
(2.0%)
過敏症
発疹 (7.6%)アレルギー反応
そう痒 (3.8%)
循環器
血管拡張
(8.8%)末梢血管障害
末梢性浮腫
心悸亢進
頻脈
低血圧
代謝・栄養 高脂血症
(4.5%)高コレステロール血症
全身症状
筋骨格
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
皮
膚
血
液
が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
11.1.1 錯乱、痙攣発作(いずれも頻度不明)
*腎 臓
11.1.2 脱水(頻度不明)
下痢等に伴い、脱水、電解質異常があらわれることがある。
−
−
PR間隔延長
血中尿酸上昇
トリグリセリド上昇
CK上昇
−
好中球減少
好酸球増加
BUN上昇
クレアチニン上昇
腎機能障害
13. 過量投与
11.1.3 高血糖、糖尿病(いずれも頻度不明)
高血糖、糖尿病及び糖尿病の悪化があらわれることがある。
13.1 処置
11.1.4 肝炎、肝不全(いずれも頻度不明)
本剤の蛋白結合率が高いため、透析による除去効果は低い。
[8.2参照]
14. 適用上の注意
11.1.5 過敏症(頻度不明)
14.1 薬剤交付時の注意
アナフィラキシー、蕁麻疹、皮疹、気管支痙攣、血管性浮腫を含
本剤の吸収に影響を与えるおそれがあるので、本剤を噛んだり砕
む過敏症状があらわれることがある。
いたりせずそのまま服用すること。
11.1.6 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:
TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれ
15. その他の注意
も頻度不明)
15.1 臨床使用に基づく情報
11.1.7 出血傾向(頻度不明)
海外において、本剤とサキナビルメシル酸塩を併用中の患者で糖
出血事象があらわれた場合には血液凝固因子を投与するなど適切
尿病性ケトアシドーシスが発現したとの報告がある。
な処置を行うこと。
[9.1.1参照]
15.2 非臨床試験に基づく情報
11.2 その他の副作用
2%以上
2%未満
消化器
悪心 (47.5%)便秘
下痢 (44.9%)食道炎
嘔吐 (23.6%)嚥下障害
腹痛 (11.6%)膵炎
消化不良
(9.4%)
食欲不振
(8.9%)
鼓腸 (4.3%)
口渇 (2.9%)
げっぷ (2.2%)
潰瘍性口内炎
(2.0%)
精神神経系 異常感覚
(21.5%)神経過敏
頭痛 (15.5%)倦怠感
めまい (9.3%)抑うつ
傾眠 (5.1%)思考異常
不眠 (4.3%)末梢神経障害
不安 (2.7%)異夢
失神
振戦
性欲減退
インポテンス
感覚器
口周囲感覚異常 ぶどう膜炎
(26.6%)視覚異常
味覚倒錯
(11.4%)眼痛
知覚過敏
(5.1%)嗅覚錯誤
耳鳴
筋肉痛 (2.8%)関節痛
関節症
筋力低下
筋痙直
斑状丘疹性皮疹 皮膚乾燥
(2.8%)ざ瘡
白血球減少
貧血
−
リンパ節症
血小板減少
排尿障害
−
腎不全
腎結石
頻度不明
体脂肪の再分布/
蓄積(胸部、体幹
部の脂肪増加、末
梢部の脂肪減少、
野牛肩)
胆汁うっ滞性黄疸
15.2.1 ラットの反復投与毒性試験において、25mg/kg/日投与で
頻度不明
アミラーゼ上昇
単細胞壊死を含む肝障害が認められ、この変化は3ヵ月の休薬に
よっても回復しなかったとの報告がある。
15.2.2 ラットの反復投与毒性試験において、75mg/kg/日投与で網
膜色素上皮細胞の肥大等の網膜障害が認められ、この変化は3ヵ
月の休薬によっても回復しなかったとの報告がある。
[8.3参照]
15.2.3 2 年 間 長 期 投 与 が ん 原 性 試 験 で 、 雄 性 マ ウ ス の 高 用 量
200mg/kg/日群において肝細胞性腫瘍の発生頻度に有意な増加
が認められたとの報告がある。
16. 薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男子各6例にリトナビルのカプセル剤100~800mgを空腹
−
時に単回経口投与した場合、リトナビルの血漿中濃度は投与約2
~3時間後に最高濃度に達し、3.4~4.8時間の半減期で消失した。
Cmax及びAUC0-∞は用量に伴い増加した。
用量
例数 Cmax(μg/mL) AUC0-∞(μg・hr/mL)
100mg
6
0.63
5.11
200mg
6
3.79
22.55
400mg
6
10.46
72.74
600mg
6
15.83
121.43
800mg
6
20.52
213.80
注)承認最大用量は1回600mgである。
網膜炎
T1/2(hr)
4.8
3.4
3.7
3.9
4.1
16.1.2 反復投与
HIV陽性患者10例にリトナビルのカプセル剤1回600mg、1日2回
食後、28日間反復投与した場合、投与21日目のC maxは11.2μg/
-4-
トラゾドン塩酸塩
PR間隔を延長させる薬剤
ベラパミル塩酸塩
アタザナビル硫酸塩 等
[9.1.2、17.3.1参照]
エトラビリン
ネルフィナビルメシル酸塩
[16.7.3参照]
その他のHIVプロテアーゼ
阻害薬(アタザナビル硫酸
塩等)
マラビロク
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
トラゾドンの血中濃度が上 本剤がCYP3Aに
昇し、悪心、めまい、低血 おけるトラゾドン
圧、失神を起こす可能性が の 代 謝 を 競 合 的
あるので、本剤と併用する に阻害するためと
場合は、患者の状態に注意 考えられている。
し、必要に応じてトラゾド
ンの減量等を考慮すること。
PR間隔が延長するおそれが 本 剤 は 軽 度 の 無
ある。
症候性PR間隔の
延長が認められ
ている。
エトラビリンの血中濃度が 本 剤 の 肝 薬 物 代
低下したとの報告がある。 謝 酵 素 誘 導 作 用
本剤600mg1日2回との併用 に よ る も の と 考
は推奨されない。
えられている。
ネルフィナビルの血中濃度 本剤がCYP3Aに
が上昇するとの報告がある。よるこれら薬剤の
これら薬剤の血中濃度が上 代 謝 を 競 合 的 に
阻害するためと考
昇するおそれがある。
えられている。
マラビロクの血中濃度が上
昇するおそれがある。
2%以上
2%未満
無力症(22.3%)悪寒
発熱 (4.8%)胸痛
疼痛 (4.7%)背部痛
多汗 (3.4%)インフルエンザ様症候群
体重減少
(2.3%)
肝 臓
肝機能検査異常
−
(2.8%)
呼吸器
咽頭炎 (9.8%)呼吸困難
咳
(2.0%)
過敏症
発疹 (7.6%)アレルギー反応
そう痒 (3.8%)
循環器
血管拡張
(8.8%)末梢血管障害
末梢性浮腫
心悸亢進
頻脈
低血圧
代謝・栄養 高脂血症
(4.5%)高コレステロール血症
全身症状
筋骨格
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
皮
膚
血
液
が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
11.1.1 錯乱、痙攣発作(いずれも頻度不明)
*腎 臓
11.1.2 脱水(頻度不明)
下痢等に伴い、脱水、電解質異常があらわれることがある。
−
−
PR間隔延長
血中尿酸上昇
トリグリセリド上昇
CK上昇
−
好中球減少
好酸球増加
BUN上昇
クレアチニン上昇
腎機能障害
13. 過量投与
11.1.3 高血糖、糖尿病(いずれも頻度不明)
高血糖、糖尿病及び糖尿病の悪化があらわれることがある。
13.1 処置
11.1.4 肝炎、肝不全(いずれも頻度不明)
本剤の蛋白結合率が高いため、透析による除去効果は低い。
[8.2参照]
14. 適用上の注意
11.1.5 過敏症(頻度不明)
14.1 薬剤交付時の注意
アナフィラキシー、蕁麻疹、皮疹、気管支痙攣、血管性浮腫を含
本剤の吸収に影響を与えるおそれがあるので、本剤を噛んだり砕
む過敏症状があらわれることがある。
いたりせずそのまま服用すること。
11.1.6 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:
TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれ
15. その他の注意
も頻度不明)
15.1 臨床使用に基づく情報
11.1.7 出血傾向(頻度不明)
海外において、本剤とサキナビルメシル酸塩を併用中の患者で糖
出血事象があらわれた場合には血液凝固因子を投与するなど適切
尿病性ケトアシドーシスが発現したとの報告がある。
な処置を行うこと。
[9.1.1参照]
15.2 非臨床試験に基づく情報
11.2 その他の副作用
2%以上
2%未満
消化器
悪心 (47.5%)便秘
下痢 (44.9%)食道炎
嘔吐 (23.6%)嚥下障害
腹痛 (11.6%)膵炎
消化不良
(9.4%)
食欲不振
(8.9%)
鼓腸 (4.3%)
口渇 (2.9%)
げっぷ (2.2%)
潰瘍性口内炎
(2.0%)
精神神経系 異常感覚
(21.5%)神経過敏
頭痛 (15.5%)倦怠感
めまい (9.3%)抑うつ
傾眠 (5.1%)思考異常
不眠 (4.3%)末梢神経障害
不安 (2.7%)異夢
失神
振戦
性欲減退
インポテンス
感覚器
口周囲感覚異常 ぶどう膜炎
(26.6%)視覚異常
味覚倒錯
(11.4%)眼痛
知覚過敏
(5.1%)嗅覚錯誤
耳鳴
筋肉痛 (2.8%)関節痛
関節症
筋力低下
筋痙直
斑状丘疹性皮疹 皮膚乾燥
(2.8%)ざ瘡
白血球減少
貧血
−
リンパ節症
血小板減少
排尿障害
−
腎不全
腎結石
頻度不明
体脂肪の再分布/
蓄積(胸部、体幹
部の脂肪増加、末
梢部の脂肪減少、
野牛肩)
胆汁うっ滞性黄疸
15.2.1 ラットの反復投与毒性試験において、25mg/kg/日投与で
頻度不明
アミラーゼ上昇
単細胞壊死を含む肝障害が認められ、この変化は3ヵ月の休薬に
よっても回復しなかったとの報告がある。
15.2.2 ラットの反復投与毒性試験において、75mg/kg/日投与で網
膜色素上皮細胞の肥大等の網膜障害が認められ、この変化は3ヵ
月の休薬によっても回復しなかったとの報告がある。
[8.3参照]
15.2.3 2 年 間 長 期 投 与 が ん 原 性 試 験 で 、 雄 性 マ ウ ス の 高 用 量
200mg/kg/日群において肝細胞性腫瘍の発生頻度に有意な増加
が認められたとの報告がある。
16. 薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男子各6例にリトナビルのカプセル剤100~800mgを空腹
−
時に単回経口投与した場合、リトナビルの血漿中濃度は投与約2
~3時間後に最高濃度に達し、3.4~4.8時間の半減期で消失した。
Cmax及びAUC0-∞は用量に伴い増加した。
用量
例数 Cmax(μg/mL) AUC0-∞(μg・hr/mL)
100mg
6
0.63
5.11
200mg
6
3.79
22.55
400mg
6
10.46
72.74
600mg
6
15.83
121.43
800mg
6
20.52
213.80
注)承認最大用量は1回600mgである。
網膜炎
T1/2(hr)
4.8
3.4
3.7
3.9
4.1
16.1.2 反復投与
HIV陽性患者10例にリトナビルのカプセル剤1回600mg、1日2回
食後、28日間反復投与した場合、投与21日目のC maxは11.2μg/
-4-