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資料1-3 リオシグアト及びHIVプロテアーゼ阻害剤の電子化された添付文書一覧 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回)
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日本標準商品分類番号

**2021年 5月改訂(第2版)
*2021年 1月改訂

8 7 6 2 5


法:室温保存
有効期間:2年

150mg

HIVプロテアーゼ阻害剤
劇薬,処方箋医薬品

承認番号
販売開始

200mg

21500AMY00158000 21500AMY00159000
2004年1月

2004年1月

アタザナビル硫酸塩カプセル

注)

注)
注意-医師等の処方箋により使用すること

6. 用法及び用量
通常,成人には以下の用法・用量に従い食事中又は食直後に
経口投与する。
投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用すること。
〈抗HIV薬による治療経験のない患者〉
・アタザナビルとして300mgとリトナビルとして100mgをそ
れぞれ1日1回併用投与
・アタザナビルとして400mgを1日1回投与
〈抗HIV薬による治療経験のある患者〉
・アタザナビルとして300mgとリトナビルとして100mgをそ
れぞれ1日1回併用投与

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 重度の肝障害のある患者[9.3.1参照]
* 2.3 次の薬剤を投与中の患者:リファンピシン,イリノテカ
ン塩酸塩水和物,ミダゾラム,トリアゾラム,ベプリジル
塩酸塩水和物,エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・
イソプロピルアンチピリン,ジヒドロエルゴタミンメシル
酸塩,エルゴメトリンマレイン酸塩,メチルエルゴメトリ
ンマレイン酸塩,ピモジド,シンバスタチン,ロバスタチ
ン(国内未発売),ロミタピドメシル酸塩,バルデナフィ
ル塩酸塩水和物,ブロナンセリン,アスナプレビル,アゼ
ルニジピン,オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジ
ピン,ルラシドン塩酸塩,リバーロキサバン,リオシグア
ト,グラゾプレビル水和物,グレカプレビル水和物・ピブ
レンタスビル,プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール,
ランソプラゾール,ラベプラゾール,エソメプラゾール,
ボノプラザンフマル酸塩),アスピリン・ランソプラゾール,
アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩,セイヨウオトギリ
ソウ(St. John’s Wort, セント・ジョーンズ・ワート)
[10.1
参照]

7. 用法・用量に関連する注意
7.1 リトナビル100mgを超えて併用投与した際の有効性と安全
性は確立していない。リトナビルを高用量で併用投与した場
合には本剤の安全性プロファイル(心伝導障害,高ビリルビ
ン血症)に影響をあたえる可能性がある。
7.2 ウイルス学的治療失敗を伴う抗HIV薬による治療経験のあ
る患者に,本剤をリトナビルと併用せずに投与することは推
奨されない。[17.1.3,17.1.4参照]
7.3 抗HIV薬による治療経験のない患者で,リトナビルの投与
が適用できない患者に対しては,リトナビルと併用しない用
法・用量(アタザナビルとして400mgを1日1回投与)を考慮
すること。[17.1.1,17.1.2参照]
7.4 中等度の肝障害患者(Child-Pugh分類B)には,リトナビ
ルを併用せずに,本剤の投与量を300mg,1日1回に減量して
投与することを考慮する。中等度の肝障害のある患者には,
本剤とリトナビルの併用は推奨されない。
[9.3.3,16.6.2参照]
7.5 透析を施行している腎障害患者の場合,抗HIV薬による治
療経験のない患者には,本剤をリトナビルと併用して投与す
ること。なお,抗HIV薬による治療経験のある患者には,本
剤を投与しないこと。[9.2.1,16.6.1参照]
7.6 本剤と他の抗HIV薬との併用療法において,因果関係が特
定できない重篤な副作用が発現し,治療の継続が困難である
と判断された場合には,原則として本剤及び併用している他
の抗HIV薬の投与をすべて一旦中止すること。
7.7 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は感染初期から多種多様な
変異株を生じ,薬剤耐性を発現しやすいことが知られている
ので,本剤は他の抗HIV薬と併用すること。
7.8 本剤の減量投与に対する長期的な有効性は確立されていな
いので,本剤を減量して投与することは推奨されない。
7.9 本剤とテノホビルを併用する場合,本剤300mg,リトナビ
ル100mg,テノホビル300mgをそれぞれ1日1回食事中又は食
直後に投与することが推奨される。[10.2参照]

3. 組成・性状
3.1 組成
販売名

レイアタッツカプセル150mg レイアタッツカプセル200mg
1カプセル中
1カプセル中
アタザナビル硫酸塩
アタザナビル硫酸塩
有効成分 170.84mg
227.79mg
(アタザナビルとして150mg(アタザナビルとして200mg
に相当)
に相当)
クロスポビドン,乳糖水和物 クロスポビドン,乳糖水和物
及びステアリン酸マグネシウ 及びステアリン酸マグネシウ
添加剤 ム

また,カプセル本体にゼラチ また,カプセル本体にゼラチ
ン及び青色二号
ン及び青色二号

3.2 製剤の性状
販売名



内容物

キャップ:
青色
白色~淡黄
ボディ:
色の顆粒
淡青色
キャップ:
レイアタッ
青色
白色~淡黄
ツカプセル
ボディ:
色の顆粒
200mg
青色
レイアタッ
ツカプセル
150mg

形状

サイズ

識別コード
(印字色)

1号
カプセル

BMS 150mg
(白色)
3624(青色)

0号
カプセル

BMS 200mg
(白色)
3631(白色)

4. 効能又は効果
HIV-1感染症
5. 効能・効果に関連する注意
5.1 無症候性HIV感染症に関する治療開始については,CD4リ
ンパ球数及び血漿中HIV RNA量が指標とされている。よって,
本剤の使用にあたっては,患者のCD4リンパ球数及び血漿中
HIV RNA量を確認するとともに,最新のガイドラインを確認
すること。

8. 重要な基本的注意
**8.1 本剤の使用に際しては,国内外のガイドライン等の最新の
情報を参考に,患者又はそれに代わる適切な者に,次の事項
についてよく説明し同意を得た後,使用すること。
8.1.1 本剤はHIV-1感染症の根治療法薬ではないことから,日
和見感染を含むHIV-1感染症の進展に伴う疾病を発症し続け
る可能性があるので,本剤投与開始後の身体的状況の変化に
ついては,すべて担当医に報告すること。
8.1.2 本剤を空腹時に服用すると血中濃度が低くなり抗ウイル
ス作用を発揮できないことがあるため,本剤を食事中又は食
直後に服用すること。
8.1.3 本剤投与開始後,担当医の指示なしに用量を変更したり,
服用を中止したりせず,処方された用量を守ること。

(1)