よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 財政総論 (44 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230414zaiseia.html
出典情報 財政制度分科会(4/14)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

想定される⼤規模災害への備え



○ 南海トラフ巨⼤地震や⾸都直下地震は、100兆円を超える規模の被害が想定される。国⺠の安全・安⼼を守るため、甚⼤な被
害をもたらす⾃然災害への備えとして財政余⼒を確保することも国の責務。
◇南海トラフ巨⼤地震・⾸都直下地震の被害想定
南海トラフ巨⼤地震
基本ケース
陸側ケース
資産等の被害【被災地】
⺠間部⾨
準公共部⾨
公共部⾨
経済活動への影響【全国】
⽣産・サービス低下に起因
交通⼨断に起因

⾸都直下地震

85兆円
0.5兆円
15兆円

146兆円
0.7兆円
25兆円

42兆円
0.2兆円
5兆円

25兆円
18兆円

36兆円
26兆円

48兆円
12兆円

※ ⺠間部⾨ ︓建物、資産(家庭⽤品、
その他償却資産、棚卸資産(在庫))
※ 準公共部⾨︓電気、ガス、通信、鉄道
※ 公共部⾨ ︓上下⽔道、港湾、道路、
その他公共⼟⽊施設、農地、漁港、災
害廃棄物処理

※ 内閣府防災・南海トラフ巨⼤地震対策検討ワーキンググループ『南海トラフ巨⼤地震の被害想定について(第⼆次報告)』(平成25年3⽉。令和元年6⽉再計算)、
内閣府防災・⾸都直下地震対策検討ワーキンググループ『⾸都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)〜 経済的な被害の様相 〜』(平成25 年12 ⽉)をもとに作成。
※ 基本ケースとは、中央防災会議(平成15年)における強震断層モデルを参考に設定されたもの。陸側ケースとは、基本ケースの強振動⽣成域を可能性のある範囲で最も陸側に設定されたもの。
※ 南海トラフ巨⼤地震の想定については令和5年度中に⾒直し予定。⾸都直下地震の想定の⾒直し時期は未定。

(参考)東⽇本⼤震災
< 被害額の推計 >
建築物等
ライフライン施設
社会基盤施設
農林⽔産関係
その他
総計

< 復興財源フレーム(平成23年度〜令和7年度)>
10兆円
1兆円
2兆円
2兆円
1兆円
17兆円

復興特別税等
歳出削減・税外収⼊等
合計

12.7兆円程度
20.2兆円程度
32.9兆円程度

※ 被害額の推計は、平成23年6⽉24⽇に内閣府防災が発表した推計値(緊急災害対策本部とりまとめ報
(令和5年3⽉)にも掲載)をもとに作成。
※ 復興特別税等には、復興特別法⼈税の1年前倒しでの廃⽌に伴う補填分0.8兆円程度を含む。