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資料4 財政総論 (47 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230414zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度分科会(4/14)《財務省》 |
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危機への備えと財政(まとめ)
㊸
○ 財政⽀出・国債発⾏を⻭⽌めなく拡⼤すれば、⾦利上昇や円安等を招くおそれ。信⽤の「質」を維
持し、国債や通貨の価値を毀損させないことが重要であり、そのためには、信⽤の「量」についても適切
にコントロールすることが必要。危機的状況を作り出さないためにも、適切な経済財政運営が重要。
○ 第⼆次世界⼤戦では、巨額の軍事費調達のために多額の国債を発⾏。東⽇本⼤震災の経験や
今後想定される震災の被害想定、さらには今般のコロナ対応をめぐる経緯を踏まえても、震災・感染
症・戦争といった有事においては、経済財政運営のあり⽅は平時とは「⾮連続」なものとなる。危機にお
いて財政が適切な役割を果たしていくためには、平時において節度ある財政運営を⾏い、債務残⾼⽔
準を適切にコントロールしている実績を積み重ねておくことが必要。
○ 昨年末の「国家安全保障戦略」でも、防衛⼒の抜本的強化を含む安全保障政策を継続的かつ安
定的に実施していく前提として、我が国の安全保障の礎である経済・⾦融・財政の基盤の強化に不断
に取り組むこととしており、これに沿った対応が不可⽋。
㊸
○ 財政⽀出・国債発⾏を⻭⽌めなく拡⼤すれば、⾦利上昇や円安等を招くおそれ。信⽤の「質」を維
持し、国債や通貨の価値を毀損させないことが重要であり、そのためには、信⽤の「量」についても適切
にコントロールすることが必要。危機的状況を作り出さないためにも、適切な経済財政運営が重要。
○ 第⼆次世界⼤戦では、巨額の軍事費調達のために多額の国債を発⾏。東⽇本⼤震災の経験や
今後想定される震災の被害想定、さらには今般のコロナ対応をめぐる経緯を踏まえても、震災・感染
症・戦争といった有事においては、経済財政運営のあり⽅は平時とは「⾮連続」なものとなる。危機にお
いて財政が適切な役割を果たしていくためには、平時において節度ある財政運営を⾏い、債務残⾼⽔
準を適切にコントロールしている実績を積み重ねておくことが必要。
○ 昨年末の「国家安全保障戦略」でも、防衛⼒の抜本的強化を含む安全保障政策を継続的かつ安
定的に実施していく前提として、我が国の安全保障の礎である経済・⾦融・財政の基盤の強化に不断
に取り組むこととしており、これに沿った対応が不可⽋。