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参考 報告書(最終版)(5)介護現場でのテクノロジー活用に関する調査研究事業(報告書)​ (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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は少ないと自負している。
・ 途中で導入した機器として、共有スペースではカメラを導入した。狙いは、夜間帯の
見守り対応である。1フロア6ユニット。夜勤は3名。緊急対応が1名出てくると、
一時的に6ユニットを2名で見ることになるため、必要性を感じた。当施設では部屋
の配置が1列に並んでいるので、共用スペースのカメラで十分気づけるようになって
いる。さらに、
「録画」機能を加えることで、共有スペースでの転倒等の事故を確認・
振り返ることができ、再発防止策を検討できるようになった。
・ また、一部の利用者には離床センサーを使っている。起き上がりのタイミングで発砲
するセンサーと、床に足がつい他タイミングで発報するセンサーの 2 種類を利用者の
状況に応じて使い分けている。
施設・事

・ 導入経緯について。介護ロボットに関しては、職員の腰痛予防の腰痛検診のアンケー

業所C

ト等の意見や、上司の判断により機器が導入されている。ICT 委員会だけで機器検討
を行っているわけではなく、小さなインカムや情報共有のツールは、スタッフに聞き
取りを行い、記述式のアンケートを取った上で、委員会で機器や台数について検討し、
導入するために何が必要か、Wi-Fi が必要だから導入が必要といったように進めてい
る。職員の声を聞きながら、反映していただいていると感じている。実際に導入した
後、使い心地やどのように改善して欲しいかについてのアンケートがあった。
・ 導入した当初は、インカムの台数分のイヤホンしかなかった。前に誰が使ったかわか
らないイヤホンを使わざるを得なかったが、アンケートで不衛生だという意見があり、
イヤホンが一人に一つ提供された。アンケートは ICT 委員会が作成している。
・ リフトを導入してからある程度経っており、新しい職員も増えたため、リフトの使い
方に関する外部研修を改めて行った。慣れているスタッフは日常的に使用しており、
手早く使用できるが、今後は安全な使い方や楽になる使い方等、新たな視点の勉強会
ができると良い。
・ 機器もアップデートされており、繰り返し勉強会を開くことが大事。
・ ICT 委員会以外にも身体状況を把握する委員会があり、ポジショニングの勉強会や移
乗リフトの勉強会の開催が検討されている。

5)介護現場のテクノロジーの今後の利用意向
調査対象

ヒアリング結果

施設・事

・ LIFEの加算関連で、介護ソフトにLIFE用に導入するソフトがあるが、LIF

業所A

Eに合わせたスタイルでの入力が求められるので手間がかかることが分かったため、
現在は導入していない。今までの使い方でデータが変換されるようになったら導入を
検討したい。
・ 見守り支援機器とケア記録とを連携して欲しい。新規導入ソフトが従来の機器と連携
しないのが課題。
・ データを活用したケアプランの検討は今後の課題である。
・ 当施設は、法人内でも最先端。法人内の他施設では記録が紙のことも多い。法人すべ
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