参考 報告書(最終版)(5)介護現場でのテクノロジー活用に関する調査研究事業(報告書) (162 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》 |
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を増やしている。必要に応じてメーカーへの確認等を通じて学んでいる。
施設・事
・ 介護業務支援ソフトを導入して情報共有がスムーズになった。職員が、自分がいない
業所H
ときの利用者の状況を、引継ぎなどのミーティングなしですぐに確認できるのは強み
である。
・ 職員の勤務体制は、全員が日勤と夜勤をローテーションで分担している。誰もがどの
時間帯を勤務することがあるため、介護業務支援機器による情報共有は、とても効率
的である。
・ 通常引継ぎする情報だけでなく、体調急変があった際の主治医の指示なども確実に共
有できることも有用である。
施設・事
・ 見守り支援機器については、離床センサーの調整・修正できるシステムがあると良い。
業所I
・ 移乗支援機器が生産中止という話を聞いて残念に思っている。入所者の状態が重度化
しており、抱えずに介護できて負担軽減に貢献した。動くと痛みのある利用者の方が、
食事やお風呂の際にこの機器を使うことで痛みなく離床できるようになった。利用者
にとっても不安なく移乗できていた。取り回しをすると車いすより大きいため、食事
の場所などで移動するときに配慮が必要となった。もう少しコンパクトだと使いやす
いと感じた。
・ 介護業務支援機器は、メーカーが施設に合わせて使いやすいようにカスタマイズして
もらえたのがメリットだった。例えば、ヒヤリハット報告について、事故報告書の書
式(5W1H で対策を記載すること)で、詳述できるようにスペースを増やしてもらった
り、1 ページで収まらないときに 2 ページにわたって書けるようにしてもらった。
3)テクノロジーの導入に係る加算の活用状況
調査対象
ヒアリング結果
施設・事
・ 人員が満たされているので、夜勤職員配置も加算含めて、あえてテクノロジーに関す
業所G
る加算を算定していない。人員的に職員配置が厳しくなった時には検討することにな
るかもしれない。外国人介護人材の活用もあわせて進めている。
・ 見守り支援機器導入は補助金を活用したが、他のものは施設負担で導入している。WiFi も施設負担で導入した。テクノロジーもいつまでも補助金があるわけではない。補
助金アップは期待したいところである。複数年度で計画的に段階を踏んで導入してい
くものと考えている。
施設・事
・ 当事業所は、終末期の利用者、重度の方、医療依存度の高い方を受け入れている。そ
業所H
の関係で看護師も多く配置して、特養が苦手にする医療行為を 24 時間対応できるよう
にしている。手厚い人員配置のため、日常生活継続支援加算と入居継続支援加算を算
定している。
・ 他施設と比較して特化したケアを行う事業者に対してプラスアルファの加算を付けて
もらえると良いと感じる。医療依存度が高いということで重度の方中心となっており、
介護福祉士の人数割合を維持することが必要となるので、より専門性の高いケアを提
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