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参考 報告書(最終版)(5)介護現場でのテクノロジー活用に関する調査研究事業(報告書)​ (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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○ 見守り支援機器導入時に感じられた効果は、
「職員の精神的・肉体的負担軽減」「業務の効率化」
「ヒヤリハット・介護事故の防止」
「ケアの質の向上」が上位に挙げられ、機器を導入した目
的・理由と一致していた。
【介護ロボットの安全な利用に向けた組織的な取り組み】


介護ロボット・ICT等の導入に関する委員会の設置の有無について「設置している」と回答し
た割合については、③「入所・泊まり・居住系」が 28.4%と最も高く、②「通所系」が 9.7%、①
「訪問系」は 8.1%の順であった。



介護ロボット等の安全かつ有効活用するための委員会の設置の有無について「設置している」と
回答した割合については、③「入所・泊まり・居住系」の 28.4%が最も高く、次いで②「通所
系」が 5.5%、①「訪問系」が 2.9%の順であった。



介護ロボット等の安全かつ有効活用するための委員会を「設置している」場合の設置形態につい
ては、③「入所・泊まり・居住系」では「リスクマネジメントに関する委員会と一緒に設置して
いる」と回答した割合が 43.7%と最も高かった。

【委員会の設置有無別の機器を導入したことによる変化】


介護ロボット等の安全かつ有効活用するための委員会の設置有無別の施設・事業所全体の変化に
ついては、いずれの項目においても「設置している」と回答した方が、「ややそう思う」~「そ
う思う」と回答した割合が高かった。



介護ロボット等の安全かつ有効活用するための委員会の設置有無別の利用者の行動等の変化につ
いては、いずれの項目においても「設置している」と回答した方が、
「ややそう思う」~「そう
思う」と回答した割合が高かった。

【介護ロボット・ICT 機器等の活用にあたっての教育・研修の状況】


直近1年以内の介護ロボット・ICT活用に関する外部の教育・研修の実施状況については、
「参加した」と回答した割合は、③「入所・泊まり・居住系」で最も高く 19.9%、次いで①「訪
問系」が 18.2%、②「通所系」が 12.1%であった。直近1年以内の介護ロボット・ICT活用に
関する外部の教育・研修の参加者については、①「訪問系」
・②「通所系」
・③「入所・泊まり・
居住系」いずれにおいても「施設長・管理者等の管理職」が約7~9 割と最も多く、次いで「介
護職員(パート等含む)
」が約4~7割であった。



直近1年以内の介護ロボット・ICT活用に関する職員向け教育・研修の実施状況については、
「実施した」と回答した割合は、①「訪問系」で最も高く 28.5%、次いで③「入所・泊まり・居
住系」が 25.1%、②「通所系」が 17.6%であった。直近1年以内の介護ロボット・ICT活用に
関する職員向け教育・研修の対象者・参加者については、①「訪問系」・②「通所系」
・③「入
所・泊まり・居住系」いずれにおいても「介護職員(パート等含む)
」が約 8~10 割と最も多く
かった。

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