疾患別リハビリテーションにおける追加的対応
○ 複数人による訓練提供をした時間としては10分以上20分未満、追加的な対応をした人数は１名が最多で
あった。複数人による訓練提供の内容としては、移乗、歩行練習等の身体的介助が約７割であった。
○ 訓練提供時間以外に10分以上の時間を要した理由としては、医師・看護師等の情報共有が最多であった。
複数人による訓練提供の内容（N=448）

複数人による訓練提供をした時間（N=472）
0%

5%

10%

15%

5分未満

20%

25%

30%

0%

35%

20%

40%

60%

1. 移乗、歩行練習等の身体的介助

22.2%

71.4%

2. ラインやドレーン類の管理

5分以上10分未満

28.6%

10分以上20分未満
12.5%

12.3%

4. ミトンやフットポンプ等の付属物の脱着
5. 義肢装具（長下肢装具等）の脱着

16.7%
6.0%

6. 心電図モニター、動脈血圧等の確認
7. その他

30分以上

49.3%

3. 人工呼吸器等の管理

30.5%

20分以上30分未満

80%

6.1%

27.0%
11.8%

訓練提供時間以外に10分以上の時間を要した理由（N=592）
複数人による訓練提供をした場合の
追加的な対応をした人数（N=434）
0%

10%

20%

30%

40%

50%

0%

20%

60%
58.1%

2名

33.2%

70%

6.9%

4名

1.4%

2. 感染対策のための個人用防護具等の装着準備

29.6%
26.2%

4. 車いすや酸素ボンベ等の準備

36.7%

5. ポジショニング

40.8%

5名以上

0.5%

28.5%

7. 訓練前後での喀痰吸引

15.0%

8. 補装具の装脱着

13.7%

9. 失禁時のオムツ交換
10. ミトンやフットポンプなど附属物の脱着
11. その他

80%
75.0%

6. 訓練機器準備

3名

60%

1. 医師・看護師等との留意事項や状態変化等についての意見交換・伝達

3. ライン（A-line・点滴）、人工呼吸器、ドレーン、カテーテル等の整理等

1名

40%

20.1%
17.2%
26.2%

出典：「疾患別リハビリテーションに係る実態調査（三重大学医学部附属病院リハビリテーション部 教授 百崎良）」による調査結果。令和５年５月の国内42施設の新規入院症例を対象。急性期一般病棟入院基本料、特定機
能病院入院基本料、ICU、HCU、SCUにおいて疾患別リハ料を算定した症例を対象。

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