総ー4○個別事項(その10)について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》 |
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中医協
総-4
R5.6.14改
テーマ2:リハビリテーション・口腔・栄養
(1)リハビリテーション・口腔・栄養の一体的な取組
○ リハビリテーション・口腔・栄養は、多職種が連携し、的確に対象者を把握し、速やかに評価や介入を行える体制を構築する
ことが重要。その際、患者の経過や全身状態を継続的に観察している看護職がアセスメントした情報を多職種と共有し、早期
の対応につなげるという体制構築が重要。
○ 令和3年度介護報酬改定で示されたリハビリ、口腔管理、栄養管理に係る一体的な計画書は、医療でも活用可能。多職種
による計画作成を後押しする仕組みが必要。
○ リハビリ・口腔・栄養の連携として、目標を共有することは理解できるが、誰が中心となって全体の進捗を管理するのか明確
にすることも重要。
(2)リハビリテーション
○ 急性期・回復期と生活期のリハビリテーションの円滑な移行について、フェーズに応じてプログラム内容を変化させていくた
めの仕組みが必要。医療機関で完結することが前提ではなく生活期で更なるQOL向上を目指すために、急性期・回復期では
何をするべきかという視点が医療側に求められる。
○ 医療側のリハビリテーションの計画が、介護事業者と十分に情報共有されていないことは問題。計画書を介護事業者に提
供した場合の評価が診療報酬としては存在しており、情報提供を評価するという方法では改善が難しい。
(3)口腔
○ 病院や介護保険施設等において、口腔の問題等が認識されていないことは課題。歯科専門職以外の職種も理解できる口
腔アセスメントの普及も必要。末期がん患者への対応など、状態に応じた口腔管理の推進が必要。
○ 歯科医師と薬剤師の連携の推進は重要。また、口腔と栄養の連携も更に推進が必要。
(4)栄養
○ 潜在的な低栄養の高齢者が多いことが課題であり、踏み込んだ対策が必要。
○ 医療機関や介護保険施設では管理栄養士や多職種による栄養管理が行われているが、退院・退所後、在宅での栄養・食
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生活支援を行うための社会資源の充実が望まれる。