資料2 新たな地域医療構想に関する検討の進め方について (147 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39258.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第1回 3/29)《厚生労働省》 |
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第1回地域医療構想アドバイザー会議
令
和
5
年
9
月
1
5
日
第8次医療計画における「在宅医療に必要な連携を担う拠点」について
資料
4
第8次医療計画へ向けた「在宅医療の体制構築に係る指針」において、 ①退院支援、②日常療養支援、③急変時の対応、④看
取りの在宅医療の4つの機能の整備に向け、「在宅医療に必要な連携を担う拠点」を医療計画に位置付けることとし、記載内容
について整理した。また、在宅医療・介護連携推進事業において実施する取組との連携について記載した。
<「在宅医療の体制構築に係る指針」>
第2 医療体制の構築に必要な事項
在宅医療に必要な連携を担う拠点
2 各医療機能と連携
(市町村、地域医師会、保健所、医療機関等)
(6) 在宅医療に必要な連携を担う拠点
前記(1)から(4)までに掲げる目標の達成に向けて、地域の実情に応じ、病院、診療所、訪
市町村等
問看護事業所、地域医師会等関係団体、保健所、市町村等の主体のいずれかを在宅医療に必要な連
地域包括支援
連携
携を担う拠点として医療計画に位置付けること。
在宅医療に必要な連携を担う拠点を医療計画に位置付ける際には、市町村が在宅医療・介護連携
センター
推進事業において実施する取組との連携を図ることが重要である。
関係機関と連携し
また、在宅医療・介護連携推進事業の実施主体と、在宅医療に必要な連携を担う拠点とが同一と
在宅医療の提供
なることも想定される。さらに障害福祉に係る相談支援の取組との整合性に留意し、事前に市町村
と十分に協議することが重要である。
体制の構築
なお、前項の在宅医療において積極的役割を担う医療機関が在宅医療に必要な連携を担う拠点と
なることも可能である。
① 目標
・ 多職種協働による包括的かつ継続的な在宅医療の提供体制の構築を図ること
介護サービス
薬局
・ 在宅医療に関する人材育成を行うこと
・ 在宅医療に関する地域住民への普及啓発を行うこと
介護サービス
訪問薬剤
・ 災害時及び災害に備えた体制構築への支援を行うこと
事業所
指導
在宅
② 在宅医療に必要な連携を担う拠点に求められる事項
・ 地域の医療及び介護、障害福祉の関係者による会議を定期的に開催し、在宅医療における提供
療養者
訪問
状況の把握、災害時対応を含む連携上の課題の抽出及びその対応策の検討等を実施すること
診療
・ 地域包括ケアシステムを踏まえた在宅医療の提供体制を整備する観点から、地域の医療及び介
訪問
護、障害福祉サービスについて、所在地や機能等を把握し、地域包括支援センターや障害者相
急変時対応
診療
談支援事業所等と連携しながら、退院時から看取りまでの医療や介護、障害福祉サービスにま
診療所・在支診 (一時入院)
訪問看護
たがる様々な支援を包括的かつ継続的に提供するよう、関係機関との調整を行うこと
等
ステーション
・ 質の高い在宅医療をより効率的に提供するため、関係機関の連携による急変時の対応や24 時
間体制の構築や多職種による情報共有の促進を図ること
病院・在支病・
・ 在宅医療に係る医療及び介護、障害福祉関係者に必要な知識・技能に関する研修の実施や情報
有床診療所等
の共有を行うこと
・ 在宅医療に関する地域住民への普及啓発を実施すること
※ 赤字は第8次医療計画へ向けた指針において新たに記載された内容
【出典】「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」
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(令和5年3月31日医政局地域医療計画課長通知(令和5年6月29日一部改正))