資料2 新たな地域医療構想に関する検討の進め方について (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39258.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第1回 3/29)《厚生労働省》 |
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関 す る ワ ー キ ン グ グ ル ー プ
令
和
5
年
3
月
1
資料2
日 (一部改)
地域の実情に応じた定量的な基準の導入:大阪府の例
4 【令和4年度の新たな取組①】病床機能の報告基準設定
●地域医療構想調整会議等において、客観的に病床転換の議論を行うためには、医療機関の報告にあたっての
基準が必要との意見が多く、今年度新たに府独自の「報告基準」を設定。
※これまでの「定量的分析」は医療機関の報告後、機械的に分類したもので、医療機関の意思で報告したものではない。
●各医療機関には、基準を目安に、病床機能を報告するよう依頼 (約9割の病院が基準に基づき機能を報告)。
基準設定の基本的考え方
○ 病床機能報告マニュアルにおいて、報告基準が明確に示されていない入院料について、報告基準を設定。
○ 報告基準は、指標の特性と関係団体・有識者等の意見を踏まえ、令和3年度病床機能報告を分析のうえ設定。
指標
区分
報告基準(目安)
人員配
置
○下記のいずれかの項目を満たす
・医師数/病床数:0.62以上
・看護師数/病床数:0.69以上
診療実
績
○下記のいずれかの項目を満たす
・救急医療管理加算1・2(年間レセプト算定回数)/病床数:29以上
・手術総数(年間レセプト算定回数)/病床数:8以上
・呼吸心拍監視【3時間超え7日以内】(年間レセプト算定回数)/病床数:21以上
・化学療法(年間レセプト算定日数)/病床数:1以上
人員配
置
看護師数/病床数:0.4以上
患者像
平均在棟日数:21日以内
回復期
患者像
平均在棟日数:180日以内
※急性期の基準を満たさない病棟
慢性期
患者像
平均在棟日数:180日超
高度
急性期
急性期
「人員配置」と
「診療実績」の両方の
基準を満たす
「人員配置」と
「患者像」の両方の基
準を満たす
基準値が該当する値等
備考
「特定機能病院一般病棟入院基本料等」
上位33%値
救命救急入院料、特定集中治療室管理料、
特定機能病院入院基本料、急性期一般入院
料等、入院料毎の分布を確認し設定
「急性期一般入院料1~3」中央値
救命救急入院料、特定集中治療室管理料、
特定機能病院入院基本料、急性期一般入院
料等、入院料毎の分布を確認し設定
「急性期一般入院料4~7」下位33%
値
急性期一般入院料、地域一般入院料等の入
院料毎の分布を確認し設定
急性期一般入院料算定平均在院日数上
限
入院料の算定要件を元に設定
回復期リハビリテーション病棟入院料算定
日数上限
入院料の算定要件を元に設定
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