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資料2 新たな地域医療構想に関する検討の進め方について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39258.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第1回 3/29)《厚生労働省》
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「地域医療構想の実現に向けて」(令和元年9月27日 厚生労働省医政局)
1.地域医療構想の目的は、2025 年に向けて、地域ごとに効率的で不足のない医療提供体制を構築
することです。地域医療構想の実現により、限られた医療資源をそれぞれの地域で真に活用し、
次の時代に対応した医療を構築することができると考えています。
2.地域医療構想の実現に向けては、関係者のご理解・ご協力の下、これまでも地域で議論が積み
重ねられてきましたが、さらに取組を進めていく観点から、今回、高度急性期・急性期機能に着
目した客観的なデータを国から提供し、改めて、それぞれの医療機関に対し、今後の医療機能の
あり方を考えて頂くことといたしました。
※ 客観的データについては、「地域医療構想に関するワーキンググループ」における議論に基づくものです。

3.今回の取組は、一定の条件を設定して急性期機能等に関する医療機能について分析し、各医療
機関が担う急性期機能やそのために必要な病床数等について再検証をお願いするものです。した
がって、必ずしも医療機関そのものの統廃合を決めるものではありません。また、病院が将来担
うべき役割や、それに必要なダウンサイジング・機能分化等の方向性を機械的に決めるものでも
ありません。
4.今回の分析だけでは判断しえない診療領域や地域の実情に関する知見も補いながら、地域医療
構想調整会議の議論を活性化し議論を尽くして頂き、2025 年のあるべき姿に向けて必要な医療機
能の見直しを行っていただきたいと考えています。その際、ダウンサイジングや機能連携・分化
を含む再編統合も視野に議論を進めて頂きたいと考えています。
5.今後、地域の医療提供体制の確保に向け、病院のダウンサイジングや統廃合が必要と地域が判
断する場合には、国としても必要な支援等を行ってまいります。
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