よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 新たな地域医療構想に関する検討の進め方について (164 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39258.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第1回 3/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年3月21日

第107回社会保障審議会医療部会

資料1

新たな地域医療構想の主な検討事項(案)


新たな地域医療構想については、2040年頃を見据え、医療・介護の複合ニーズを抱える85歳以上人口の増大等に
対応できるよう、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医療、医療・介護連携等を含め、地域の医療提供体制全
体の地域医療構想として検討予定。

※ 現状、課題、検討事項等についても、今後の検討会等で検討
【現状】
○ 各構想区域の
2025年の病床の必
要量について、病床
機能ごとに推計し、
都道府県が地域医療
構想を策定。

○ 各医療機関から都
道府県に、現在の病
床機能と2025年の
方向性等を報告。

【主な課題】
○ 2025年の病床の必要量に病床の
合計・機能別とも近付いているが、
構想区域ごと・機能ごとに乖離。
○ 将来の病床の必要量を踏まえ、
各構想区域で病床の機能分化・連
携が議論されているが、外来や在
宅医療等を含めた、医療提供体制
全体の議論が不十分。

○ 医療・介護の複合ニーズを抱え
る85歳以上が増大する中、在宅を
○ 将来の病床の必要
中心に入退院を繰り返し最後は看
量を踏まえ、地域の
取りを要する高齢者を支える医療
関係者が地域医療構
を提供する必要。その際、かかり
想調整会議(二次医
つけ医機能の確保、在宅医療の強
療圏が多数)で協議。
化、介護との連携強化等が必要。
○ 都道府県は地域医
療介護総合確保基金
等を活用して支援。
など

○ 2040年までみると、都市部と過
疎地等で、地域ごとに人口変動の
状況が異なる。
○ 生産年齢人口の減少等がある中、
医師の働き方改革を進めながら、
地域で必要な医療提供体制を確保
する必要。
など

【主な検討事項(案)】
○ 2040年頃を見据えた医療提供体制のモデル
・ 地域の類型(都市部、過疎地等)ごとの医療需要の変化に対応す
る医療提供体制のモデル(医療DX、遠隔医療等の取組の反映) 等


病床の機能分化・連携の更なる推進
・ 病床の将来推計:機能区分、推計方法、推計年等
・ 病床必要量と基準病床数の関係
・ 病床機能報告:機能区分、報告基準等
・ 構想区域・調整会議:区域、構成員、進め方等
・ 地域医療介護総合確保基金
・ 都道府県の権限 等



地域における入院・外来・在宅等を含めた医療提供体制の議論
・ 入院・救急・外来・在宅・介護連携・人材確保等を含めた医療機関の役
割分担・連携のあり方
・ 将来推計:外来、在宅、看取り、医療従事者等
・ 医療機関からの機能報告:機能区分、報告基準等
・ 構想区域・調整会議:外来・在宅・介護連携等の議論を行う区域、
構成員、進め方等
・ 地域医療介護総合確保基金
・ 都道府県の権限
・ 介護保険事業等を担う市町村の役割 等
など 163