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参考資料1   こども大綱(令和5年12月22日閣議決定) (17 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/kihon_seisaku/4b0eec52
出典情報 こども家庭審議会基本政策部会 (第12回 5/9)《こども家庭庁》
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(2)多様な遊びや体験、活躍できる機会づくり
(遊びや体験活動の推進、生活習慣の形成・定着)
遊びや体験活動は、こども・若者の健やかな成長の原点である。例えば、こどもが遊びに
没頭し、身体の諸感覚を使い、自らの遊びを充実、発展させていくことは、言語や数量等の
感覚などの認知的スキルや、創造力や好奇心、自尊心、想像力や思いやり、やり抜く力、折
り合いをつける力などの社会情動的スキルの双方を育むことに加え、多様な動きを身に付け、
健康を維持することにつながり、ひいては、生涯にわたる幸せにつながる。こういった遊び
や体験活動の重要性、学びへのつながりや、その機会を保障することの重要性を改めて認識
した上で、国や地方公共団体、地域、学校・園、家庭、若者、民間団体、民間企業等が連携・
協働して、こども・若者の全てのライフステージにおいて、年齢や発達の程度に応じて、自
然体験、職業体験、文化芸術体験など多様な体験・外遊びを含む様々な遊びができるよう、
青少年教育施設の充実を含め、地域資源も生かした遊びや体験の機会や場を意図的・計画的
に創出する。地域や成育環境によって体験活動の機会に格差が生じないよう配慮する。
こどもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、
人生をより深く生きる力を身に付けていく上で不可欠なものであり、家庭、地域、学校・園
等における取組を推進する。
こどもが基本的な生活習慣を身に付けることができるよう、家庭、学校・園、地域、企業、
民間団体等の協力を得ながら、全国的な普及啓発を推進する。
(こどもまんなかまちづくり)
こどもや子育て当事者の目線に立ち、こどものための近隣地域の生活空間を形成する「こ
どもまんなかまちづくり」を加速化し、地域住民の理解を得た上で、こどもの遊び場とその
アクセスの確保や親同士・地域住民との交流機会を生み出す空間の創出などの取組を推進す
る。
子育てにやさしい住まいの拡充を目指し、住宅支援を強化する。
(こども・若者が活躍できる機会づくり)
こども・若者が、一人一人異なる長所を伸ばし、特技を磨き、才能を開花させ、世界や日
本、地域社会の未来を切り開いていけるよう、異文化や多様な価値観、我が国の伝統・文化
への理解、チャレンジ精神、外国語によるコミュニケーション能力を育成する教育や教養教
育、留学生の派遣・受入れ、国内外の青少年の招聘(へい)
・派遣等を通じた国際交流を推進
する。
持続可能な社会の創り手として活躍できるよう、持続可能な開発のための教育(ESD)
を推進する。
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