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【資料4】医薬局からの定期報告[2.0MB] (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41120.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第16回 7/4)《厚生労働省》
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No.※2

一般名

薬効
分類

改訂内容

改訂理由

直近3年度の国内副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】

令和6年3月28日発出

23-57

アンデキサネット アルファ
(遺伝子組換え)

ヘパリン抵抗性関連の症例を評価し ヘパリン抵抗性関連症例*は以
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和3年6月11日付け薬生発0611第1号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】 た。症例の因果関係評価及び使用 下の通り。
上の注意の改訂要否について、専 15 例(うち、医薬品と事象との
現行
改訂案
門委員の意見も聴取した結果、本剤 因果関係が否定できない症例
8. 重要な基本的注意
8. 重要な基本的注意
とヘパリン抵抗性との因果関係が否 10 例)
定できない症例が集積したことから、 【死亡 4 例(うち、医薬品と事象
(新設)
ヘパリン抵抗性を示すことがあるので、ヘパリンによる抗凝固が
使用上の注意を改訂することが適切 による死亡との因果関係が否
必要な手術・処置の状況下で本剤を投与するにあたっては、本剤
と判断した。
定できない症例 0 例)
投与の要否を慎重に判断すること。
周術期に本剤を使用し、ヘパリン抵抗性を示す症例が国内外で
*:医薬品医療機器総合機構
報告されている。その中には、ヘパリンの抗凝固作用が十分に得
における副作用等報告データ
られず、人工心肺回路が血栓で閉塞し、重篤な転帰に至った症
ベースに登録された症例から、
例も認められる。
副作用名が「ヘパリン抵抗性
(新設)
10. 相互作用
(PT)」の症例に加え、本剤とヘ
10.2 併用注意
パリンが同一症例内で投与さ
れている症例のうち、経過にヘ
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
339 その
パリン抵抗性の可能性が否定
未分画ヘパリン
ヘパリンの抗凝固作 In vitroデータから、
他の血液・
できないエピソードを含む症例
ヘパリンナトリウム
用が減弱し、ヘパリン
本剤がヘパリン-ア
体液用薬
を抽出した。
ヘパリンカルシウム 抵抗性を示すことが ンチトロンビンⅢ複
低分子ヘパリン
ある。
エノキサパリンナト
リウム
ダルテパリンナトリ
ウム
パルナパリンナトリ
ウム

合体に作用し、ヘパ
リンの抗凝固作用を
減弱させることが示
唆されている。

15. その他の注意
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤はヘパリンの抗凝固作用を阻害する可能性がある。手術前
(削除)
の本剤投与により手術中のヘパリン抵抗性を示した症例が海外に
て報告されている。

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