令和４年度においては統計調査の国際比較可能性の確保・向上や調査手法の効率化に資
する基盤整備を行った。今後も、ICF などの国際統計分類を他の領域へ拡大し、国内外で
の活用に向けた研究が必要である。また、患者調査の効率化を図る ICT ツールプロトタ
イプに関しては、実用に向けたさらなる検証が必要である。ICF を用いた医療と介護を包
括する評価方法の確立に関する研究については、調査データを増やす方策を検討する必
要がある。

５．総合評価
研究事業の目的・目標の達成に向けて実施された令和４年度の研究課題について、

不十分な成果となった課題がなく、特筆すべき成果が
あるなど計画を上回る成果が得られた。
不十分な成果となった課題がなく、計画どおり順調な
成果が得られた。

○

一部不十分な成果となった研究課題はあるものの、概
ね計画どおり順調な成果が得られた。
不十分な成果となった研究課題が多く、研究事業全体
として不十分な成果であった。

と判断される。

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