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【医薬品・医療機器等安全性情報No.416】 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000185468_00019.html
出典情報 医薬品・医療機器等安全性情報 416号(1/22)《厚生労働省》
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糖尿病用剤

12 エンパグリフロジン・リナグリプチン
[販 売 名]

トラディアンス配合錠AP,同配合錠BP(日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社)

8. 重要な基本的注意

エンパグリフロジンの作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により,血糖コントロー
ルが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し,ケトーシスがあらわれ,ケトアシドーシスに至
ることがある。
エンパグリフロジンを含むSGLT2阻害薬の投与中止後,血漿中半減期から予想されるよ
り長く尿中グルコース排泄及びケトアシドーシスが持続した症例が報告されているため,
必要に応じて尿糖を測定するなど観察を十分に行うこと。

糖尿病用剤

13 シタグリプチンリン酸塩水和物・イプラグリフロジン L-プロリン
[販 売 名]

スージャヌ配合錠(MSD株式会社)

8. 重要な基本的注意

イプラグリフロジンの作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により,血糖コントロー
ルが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し,ケトーシスがあらわれ,ケトアシドーシスに至
ることがある。
イプラグリフロジンを含むSGLT2阻害薬の投与中止後,血漿中半減期から予想されるよ
り長く尿中グルコース排泄及びケトアシドーシスが持続した症例が報告されているため,
必要に応じて尿糖を測定するなど観察を十分に行うこと。

糖尿病用剤

14 テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物・カナグリフロジン水和物
[販 売 名]

カナリア配合錠(田辺三菱製薬株式会社)

8. 重要な基本的注意

本剤の有効成分であるカナグリフロジンの作用機序である尿中グルコース排泄促進作用に
より,血糖コントロールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し,ケトーシスがあらわれ,
ケトアシドーシスに至ることがある。
カナグリフロジンを含むSGLT2阻害薬の投与中止後,血漿中半減期から予想されるより
長く尿中グルコース排泄及びケトアシドーシスが持続した症例が報告されているため,
必要に応じて尿糖を測定するなど観察を十分に行うこと。

代謝拮抗剤

15 ゲムシタビン塩酸塩
[販 売 名]

ジェムザール注射用200mg,同注射用1g(日本イーライリリー株式会社)等

11. 副作用
11.1 重大な副作用

重度の皮膚障害
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson症候群),紅斑,水疱,落屑等の重度の皮膚障害があらわれることがある。

医薬品・医療機器等安全性情報

No.416

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2025年1月