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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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ります。方略、評価の章では、網羅的な記述ではなく推奨と例示の形態を考えているとこ
ろでございます。
4番、臨床研修との一貫性について、実習と研修の到達度をマイルストーン的に記載する
ことについては、厚生労働省臨床研修班と十分に対話を続けたいと思います。この点もご
議論いただければと思います。
5番目、コアカリの評価では、国家試験・共用試験の動きを受けて整合を取りたいと考え
ております。
最後に6番目、スリム化の方策と電子化についてでございます。コアカリのスリム化は誰
もが総論で賛成をしていただけるのですが、加えるばかりで、同時に減らす項目を話して
くれる人は実はほとんどおられません。ぜひ、具体的な意見があればよろしくお願いいた
します。また、紙媒体の重要性はデジタル時代の書籍の重要性と同様でございます。一方
で、先ほども出てまいりましたように、コアカリの読み手という面から、例えば大学のプ
ログラム責任者や学生自身などが見て役に立つようなものをつくり、この点で電子化によ
る利便性も方向として考えたいと思っております。
最後に、研究者育成の視点をコアカリにおいて充実させる方策について、ご意見をいた
だければ幸いです。
ここまでが私からのお伝えでございます。永井先生、どうもありがとうございました。
【永井座長】

はい、ありがとうございました。続きまして、歯学教育について、調査

研究チーム座長の河野先生から御説明をお願いいたします。
【河野調査研究チーム座長】

それでは、調査研究チームで検討いたしました改訂に向

けての基本方針(案)について御説明いたします。医学の小西先生と重複するところもご
ざいますが、そこの部分は簡単に御説明をしたいと思います。
基本方針(案)として、スライドに示す5項目を考えております。一つは「基本的な資質・
能力」の実質化、超高齢社会を踏まえ修得すべき基本的事項の再整理、方略・評価の方法、
医学教育課から御説明がございました一部共通化、あとは総量の適正化の検証、この5点を
考えております。
まず、「基本的な資質・能力」の実質化についてです。
平成28年度版コアカリからアウトカム基盤型カリキュラムへ移行し、歯科医師に求めら
れる資質と能力が示されています。今回は到達目標として、卒業時点で歯学部を卒業する
とこのようなことができると具体的な内容を示したいと考えています。

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