よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (34 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ています。現在提示されている基本的な資質・能力は国際基準から見てもほとんどカバー
されています。ただし、あえてコメントさせていただくならば、10番に「社会」と書かれ
ています。これは地域社会あるいは日本全体の社会を意味すると思いますが、国際基準だ
と国際的な貢献という概念も含まれていますので社会を広く網羅する意味した感じで、国
際的な健康あるいは医療に貢献できるようこともなということも盛り込んでいただければ
と思います。よろしくお願いします。
【永井座長】

ありがとうございます。よろしいでしょうか。

【栗原委員】

栗原ですけれども。

【永井座長】

はい、どうぞ。

【栗原委員】

先ほどから出ている倫理観は、全部のところで根底に流れているものだ

と思います。やはりそれは人間に対する愛情で、そういうものが感じられるような書き方
というか、どの項目についても人間愛が基本にあることが分かるように、どこかでそうい
うものを示していただくと。
それから、倫理教育なども臨床の現場で、On the Job Trainingではないけれども、指導
者が本当はそこで学生に気づかせることが必要だと思います。そういうチャンスを与える
ことが私は大事だと思います。
それから、もう一つ、研究ですけれども、何のために研究するのかというところ、それ
はやはり人の幸福のためであると。それが根底にあることと、基礎、臨床、社会という分
け方は結構ですが、これからの研究は境界がなくなってくると思うので、その辺のことも。
これは、便宜的に分けているだけなので、そこには医学の根底、そこには医があるだけだ
という考え方もまだありますから、それも含めて研究のところも書いていただけるとより
分かりやすくなるのではないかと思います。
以上です。
【永井座長】

ありがとうございます。大変重要な御指摘だと思います。よろしいでし

ょうか。まだ御意見おありかと思いますが。
(「なし」の声あり)
【永井座長】

それでは、この次期モデル・コア・カリキュラムの医師、歯科医師に求

められる資質・能力については、本日の御意見を踏まえて、よろしければ座長扱いとさせ
ていただきたいと思います。ぜひ、追加の御意見等は来週の頭までにお寄せいただければ
と思います。そういう取扱いでよろしいでしょうか。

-34-