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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (16 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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【小西調査研究チーム座長】
【永井座長】

よろしいでしょうか。

はい、どうぞ。

【小西調査研究チーム座長】

まず、医科のほうからお話しさせてください。

小川先生のおっしゃることは本当にもっともだと思います。よくまとまっているという
御指摘をどうもありがとうございました。
小川先生のお言葉の中で、有能な、でも患者の痛みは分からないと出てまいりましたが、
まさにそこでございまして、私どもとしては、痛みの分からない者は有能とは呼ばないと
いう立場でコアカリをつくっております。能力とは知識だけではもちろんございません、
技術だけではございませんというところを含めて、この後にまた議論される10の資質・能
力、その最も上のところにプロフェッショナリズムを置いているのは、まさにそのところ
でございます。
今その説明の文章もつくっているところでございますが、ここに私どもが記載しようと
思っているのは、まだ案の段階ではありますが、
「人の命に深く関わり、健康を守るという
医師の職責を十分に自覚し、多様性と人間性を尊重して利他的な態度で診療に当たりなが
ら、医師としての道を究める」というようなことを申し上げようと思っております。
また、長くなって失礼ではございますが、資質・能力のほかにコミュニケーションや社
会における医療などなどが入っておりますのは、アウトカム基盤型にする一番の大きい理
由がそこでございますので、今の小川先生の意見を受けて、ますますそこを深めて書いて
まいりたいと思います。
なお、ここはコアカリでございますので、学則についてはJACMEが恐らく個別の大学を審
査されると思います。ここについては、コメントを差し控えさせていただきます。
ありがとうございました。
【永井座長】

河野先生、お願いします。

【河野調査研究チーム座長】

歯学の河野です。いろいろ御意見ありがとうございます。

小西先生と同じ考え方でございます。今回、資質・能力のところを1章立てにして、その
資質・能力をメインにコアカリの学修の目標に置いた意味は、人間性教育を十分にしよう
という意味合いを込めてでの対応だと考えていただいたほうがいいと思います。
それから、先ほど歯学では到達目標を決めましょうということをお話ししましたけれど
も、その到達目標の中に、先ほど小川先生の言われた人間性や患者の痛みが分かるという
ような文言をぜひ入れたいと考えております。

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