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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (21 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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【河野調査研究チーム座長】

前田先生、ありがとうございます。現在のところ、FとG

領域にある診察技能を一つ、診察技能という大項目にして、FとGに書かれているところを
まとめていきたいと。それと、方略のところにシミュレーション実習、臨床実習を入れて、
その臨床実習ではこれらの到達目標を学修するためにいわゆる臨床実習をするのだという
こと、それと、推奨またはグッドプラクティスの例をその第3章のところに書きたいと考え
ております。ですから、臨床実習を軽視するわけではなくて、むしろ今あるものが方略だ
という位置づけで、臨床実習でどういう目標に到達できるのか。例えば第1章の資質・能力
のところも記載をしながら、発展させていきたいと考えております。
以上です。
【前田委員】

Fのシミュレーション実習は先回の改訂の時までのコアカリにはなかっ

たんですね。前回のときに、いわゆる座学だけではなくて臨床実習に上がる前にというこ
とを入れたと思うんですけれども、そこら辺の区別をきちっとしておかなければ、現場で
混乱すると思っています。
もう1点よろしいでしょうか。
【永井座長】

はい。

【前田委員】

コアカリと国家試験の出題基準の関係を見ると、旧B領域といわゆる衛

生・社会歯科学系の量的ギャップが非常に大きいです。国家試験のほうは非常に多くて、
コアカリでは非常に少ないと。ここを充実化させていくと、また逆に総量のスリム化がで
きないことになりますけれども、ここについて何かお考えはございますか。
【河野調査研究チーム座長】

ありがとうございます。よくよくBとCを見ますと、表記

されている抽象度が大分違います。ですから、できるだけその抽象度をそろえてスリム化
ができる方向で示していきたいと考えています。先生のおっしゃるように、国試とコアカ
リの分量的な問題はあると思いますし、B領域のほうが非常に多くなっておりますので、そ
の部分は減らすというか、スリム化する方向で議論をしていただいているところです。
以上です。
【永井座長】

よろしいでしょうか。福井委員、どうぞ。

【福井委員】

また議論を元に戻して申し訳ないんですけれども、最初に、今回審議し

てほしいという項目につきましては、全体的には私は異存ございません。
ただ、一番大きな問題が小川先生のおっしゃったところです。私自身、卒後研修の目標
をつくるに当たり、利他的な態度や人間性の尊重などを含むプロフェッショナリズムを最

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