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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (26 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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らお願いします。
【小西調査研究チーム座長】

ここは手短にいたします。

上から順番に参りますと、前文に、大きな目的となる医療・歯科医療の質と安全の管理、
それから1番のところと両方にプロフェッショナリズムが出ておりますのは、先ほど福井
先生とお話ししたところでございます。非常に大きなプロフェッショナリズムとしては、
それぞれの資質・能力より上にあるという意味合いがあります。
この辺りの文言の調整については少し考えるべきところがありまして、私どもは、最初
少し狭義の医療専門職としての倫理的態度を1番のところに書こうとしておりました。こ
の辺り、ほかの領域からも、ようやくプロフェッショナリズムという言葉が根づきつつあ
るのだから、ぜひここにというお話があったのも事実でございます。こういうところで、
今1番にプロフェッショナリズムという名前を置きました。
2番は、先ほど御説明したとおりです。
3番も同じでございますが、この中にサブ項目として、教育の力というようなものも書い
ていこうと考えております。
4番の「科学的探究」も、ほぼ変わりはございません。「探究心」だったのですが、この
考え方自身が、Competence-based Medical Educationということで、卒業時だけではなく、
それから臨床研修が終わった後、あるいはその先を考えていることからして、
「科学的探究」
という言葉にいたしました。
5番については、もともと知識と問題対応能力という少しレベルの違う言葉が書いてあ
りましたので、知識の中で早期解釈、問題解決の最も深いものにやはり合わせたいという
ことで、こういう表現になりました。
6番はそのままでございます。
7番も、診療技術と患者ケアとなっておりました。例えばアメリカのACGMEのコンピテン
スでもPatient Careとなっていたりするので、この辺り、ある意味、アメリカより私たち
のほうがちゃんと書いていることになるかとは思います。これも、資質・能力の言葉にし
たいということから「患者ケアのための診療技能」といたしました。
8番の「コミュニケーション能力」に変わりはありません。
9番の「多職種連携能力」も大きく変わりはありませんが、以前は、チーム医療としてお
りました。この辺はどうしようかと部内でもいろいろな議論がございましたが、チーム医
療という言葉は昔から使われているイメージがややあること、それから最近は患者を含む、

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