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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (19 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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それがどの大学でどのくらい行われているかということについての検証、あるいは教養教
育が少なくなってまいりましたが、羽鳥先生御指摘のように5・6年でどうするのかという
ことに関しては、考えていくべきところがあると私も思います。ここについては、やはり
方略のところを含めて展開が必要と考えています。
科学技術、情報に関しては、先ほど申しました6番目のコンピテンス、資質・能力という
ところで、発展し続ける情報社会を理解して人工知能を含めた高度科学技術を活用しなが
ら、医療・医学研究を再展開するということで今考えております。統計や疫学については、
今かなりのことがコアカリに書かれておりますが、これから起こることに関してはそれぞ
れに対応していくことになります。どういうものが来ても、例えば去年のコロナもござい
ますが、いろいろなものが来ても対応できるようにということは、なかなか難しいのです
が基本に入れているところでございます。
羽鳥先生の御意見ありがとうございます。ぜひ、そういうことを考えてつくってまいり
たいと思います。ありがとうございました。
【羽鳥委員】

ありがとうございました。

【永井座長】

北村委員、どうぞ。

【北村委員】

今のディスカッション全部、スリム化、あるいは今から起こることに関

係することです。学修方略を述べるとのことですが、その中に、ぜひぜひアクティブ・ラ
ーニングを明記してください。
私は、前回のコアカリを作成した経緯で大きな反省点を持っています。症候学のところ
で、発熱を起こす疾患はこうこうこういうものがあるというようなことまで書き込んでし
まったんですね。それで学修がどうなったかというと、発熱を起こす疾患はこれだという
ことをみんな覚えている、医学の学修とは覚えることだと誤解されるくらい、皆さん覚え
たわけです。
それくらい影響力があるのはいいことなのですが、今回は、ぜひ自ら学ぶことを。具体
的には、PBLやTBL、それから反転学習などがあります。そして、評価も、何を知っている
かではなくて、どのように学んだか、あるいはワークプレスで評価するなりして、その思
考、頭を使っているかどうかを評価してほしいと。そのようにすればカリキュラムをスリ
ムにすることも可能ですし、最後におっしゃった今後起こってくる未知のイベントにも対
応できる人ができるはずです。文科省も得意だと思うので、考える力あるいは生きる力と
いわれるようなアクティブ・ラーニングをしっかりと明記し、それを評価していただきた

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