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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (23 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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先ほど御指摘いただいた点をどのところに入れていくかということは検討していきたいと
思います。御指摘ありがとうございました。
以上です。
【永井座長】

江藤委員、どうぞ。

【江藤委員】

今までの御意見とは違う角度ですが、医学のほうの基本方針の6番「根拠

に基づいたコアカリ内容」という中で、海外の状況を参照していることとなっておりまし
て、参考資料の3に、海外プロジェクトチームによる報告がされております。短期間の間に
大変よく調査をされていると思うのですが、ここから先、少し唐突な意見かもしれません
けれども、日本の医療の世界水準ですね。古いところではWHOの調査で世界1位でございま
す。それから、2010年のニューズウィークでもやはり1位です。その日本の医療を支えてい
るのが日本の医学教育でございます。
なぜこんなことを申し上げるかといいますと、令和2年度に、医療先進国と比較した日本
の医療の強みを明らかにする調査をやっております。これは、経産省の補助事業でMedical
Excellence Japanが取りまとめたもので、日本の医療機器・医薬品を海外展開する場合に、
日本の医療の強みを再認識する必要があると。そういったことからやった事業でございま
す。調査の内容の評価委員は、例えば、国立国際医療研究センターの國土理事長、日本病
院会の相澤会長、日本医師会の今村副会長、慶應の北川病院長、東大の瀬戸病院長、PMDA
の藤原理事長、日本医学会の門田会長、国立大学病院長会議の山本修一会長、それから厚
労省からは迫井審議官で内閣府官房からはモリタ次長が出ていらっしゃいます。
こういったことで、日本の医療の強みがあるのであれば、改めて日本の医学教育の強み
を調査・検証してはいかがかと。というのも、日本に向かってくる医学部・歯学部の留学
生が漸減しております。そういったことも含めまして、もう一度この調査をして、日本の
医学教育のよさを再認識する作業が今からの改善・改革につなげていくことには重要では
ないかと思われます。ぜひ御検討いただきたいと思っております。
以上でございます。
【永井座長】

ありがとうございます。

時間が迫ってきましたので、この件はここまでとしたいと思います。追加で御意見おあ
りの方は事務局に御連絡いただければと思います。
各調査研究チームにおかれましては、ただいまいただいた御意見を踏まえて調査研究を
進め、コアカリ素案をまとめていただき、次回の本委員会で議論をしたいと思います。あ

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