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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (28 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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それから、私自身も卒後の目標をつくっておいて何ですが、8番目の「コミュニケーショ
ン能力」と「多職種連携能力」は、ミクロレベルのコミュニケーションの話とマクロレベ
ルのコミュニケーションの話をしていることから、コミュニケーション能力でまとめても
いいのではないかと私はずっと思っています。
以上です。
【永井座長】

小西先生、どうぞ。

【小西調査研究チーム座長】

1問1答にしないほうがいいのかもしれませんが、ここは、

ぜひお答えをさせてください。
ここは、資質・能力として、学生あるいは卒業生がこういうものができるというものに、
言葉を1から10までそろえたいということでいたしました。ただ、その後ろで、河野先生の
言葉にもありましたが、医療安全をもうやらなくていいなどとは全く考えておらず、1番の
プロフェッショナリズムは残っていますけれども、医療の質と安全は間違いなく書き込ん
でまいります。このすぐ下のところに書き込んでいくことになると私は考えております。
それから、もう一つのコミュニケーションと多職種連携能力について、プロセスの話は
あまりしてはいけないのかもしれませんが、実は、私は一旦一つにいたしました。海外の
例を見ましても、例えば、韓国はCommunication and Collaborationと二つのものを一つの
ものとして書いておりますし、一つにしてはどうかというところもありました。この辺り
は、3領域の話合いの中で、いや、やはり多職種連携能力は大事で、ここに一つを立ててお
くことはメッセージ的な意味も含めてあるのではないかとの御指摘を受けて、私は「はい」
ということで、すみません、プロセスをあまり語ってはいけないのかもしれませんが、あ
えて二つに立てたところがございました。ここは、御報告でございます。
【永井座長】

ありがとうございます。北村委員、どうぞ。

【北村委員】

内容に関してはまた別として、お願いがあります。これができる過程に

おいて、今回も厚生労働省と研修の到達目標のすり合わせをやっていただけるとのことで
すが、小西先生も御存じのように、アメリカの6コンピテンシーは専門医も全く同じものを
使っています。この「総合的に患者・生活者をみる」という部分は特に専門医に大事だと
思います。内科の専門医であろうが外科の専門医であろうが皮膚科の専門医であろうが、
すばらしい言葉ですので、専門医機構、あるいは実際は各学会なのですが、学会に働きか
けて、この資質・能力を決めてしまう前から専門医教育と共通化していただけるとすばら
しいものができると思います。

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