よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (33 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

会的な背景も含めたつもりではございました。ただ、もう少し文章のところにということ
については、了解いたしました。
「患者の心理及び社会的文化背景や家族・地域社会との関
係性を踏まえ」という表現をしておりますが、福井先生の御指摘を受けて、もう少しこの
辺の表現については練ってまいります。ありがとうございます。
【永井座長】

北村委員、どうぞ。

【北村委員】

この「生活者」という言葉について、小西先生、あるいは厚生労働省の

方にお聞きしたいのですが、私の記憶ですと、労災病院は勤労者を診て、国立病院は生活
者を診るという議論が昔ありました。生活者の定義について、未病の人も入れて生活者、
健康人も入れたものを生活者というのか、勤労者との対比で地域に住む人を生活者という
のか、そういう定義が厚生労働省にもしございましたら教えてください。
【永井座長】
【厚生労働省】

厚労省の方、今の点いかがでしょうか。
厚生労働省でございます。その辺りの定義を分かる者が今おりません

ので、まずは確認させていただければと思います。申し訳ございません。
【永井座長】

小西先生、何か御意見ありますか。

【小西調査研究チーム座長】

いえ、私もその定義のところまでは……。北村先生の意

見を受けて勉強してまいります。すみません、失礼しました。
【永井座長】
【島田企画官】
【永井座長】
【島田企画官】

そのほかよろしいでしょうか。
すみません、文部科学省でございます。
はい、どうぞ。
北村委員御指摘の生活者について、勤労者との対比での生活者という

意味合いでは関係者の中では話し合われておりません。また、生活者といいますと、今グ
ーグルで検索したところ、一般的に、多様な価値観を持って多様な生活行動をする者とし
て社会学・経済学などの分野で使用されているとのことでございますので、繰り返します
けれども、そういった勤労者との対比で使う生活者という意味合いによってこちらで使っ
ているわけではございません。
【永井座長】

よろしいでしょうか。大体時間になってきたのですが、あえてここで何

か御質問の方いらっしゃいますか。奈良委員、どうぞ。
【奈良委員】

奈良でございます。度々小西先生からJACMEのことをお話しいただきまし

たので、JACMEとの関連で若干補足させていただきます。JACMEが用いているのは国際基準
でカリキュラムではございませんが、ただ、医学部の教育で盛り組むべき内容が網羅され

-33-