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参考資料3_モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第2回)議事録 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html |
出典情報 | モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》 |
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現場や歯科医療現場で一人前となっていくのは臨床研修や専門研修などを経た15年後、20
年後といったところまでが、このモデル・コア・カリキュラムが影響するところといたし
ております。
また、その頃の人口構造の変化につきまして、2枚目以降の資料でお示ししております。
このグラフは、青色が14歳以下人口、薄オレンジがいわゆる生産年齢人口である15歳から
64歳、黄色が65歳以上で高齢者となってございます。
この高齢者の増加について、この間2020年頃まで、団塊の世代の方々が高齢者となった
ことも影響し急増いたしておりました。また、2040年頃には団塊ジュニアの方々も高齢者
になりますので、それ以降はこの高齢者数の伸びは鈍化して2040年頃がピークとなります。
ただし、日本全体における高齢化率は2040年以降も増加していくことが予想されていると
ころでございます。下には、字が小さいですが、高齢化率を黄色の四角囲みでお示しして
おります。2050年頃には37.7%ということで、平均して3人に1人以上は高齢者で何らかの
疾病を抱えている可能性も高くなりますので、そういったことを前提とした教育を行う必
要があるだろうということでございます。
加えまして、緑の折れ線は、黄色の高齢者人口を薄オレンジ色の15歳から64歳の生産年
齢人口で割った生産年齢人口1人当たりの高齢者割合ですが、御覧いただきますと、2050年
頃には2010年の2倍くらいになることから、生産年齢人口の負担は増えるということでご
ざいます。
次の資料は、国土交通省が作成した資料を引用しておりますが、人口の変化を1キロメッ
シュベースで分析したものでございます。2050年には、全国の居住地域の約半数で人口が
半減するということでございまして、人口が増加することが予想されている地域は日本地
図の中の赤い地域で全体の約3%ですが、こういった部分に限られるということで、国土の
中で多くの地域で人口減少となります。
というわけで、ここからは変化の時代であることをお示ししておりますが、こういった
人口構造の変化以外にも、資料1に戻っていただき、新たな感染症危機ですとか、またAIな
どの新規技術の医療現場への台頭も進んでおりますので、これらの変化に柔軟に対応でき
る医療人の養成が必要であろうということでございます。
キャッチフレーズですけれども、そういった意味が「未来の社会や地域を見据え」とい
うところに含まれておりますことと、また「多様な場や人をつなぎ」といいますのは、診
療科や職種といった立場、または病院や地域といった場所も越えて連携して活躍できる人
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年後といったところまでが、このモデル・コア・カリキュラムが影響するところといたし
ております。
また、その頃の人口構造の変化につきまして、2枚目以降の資料でお示ししております。
このグラフは、青色が14歳以下人口、薄オレンジがいわゆる生産年齢人口である15歳から
64歳、黄色が65歳以上で高齢者となってございます。
この高齢者の増加について、この間2020年頃まで、団塊の世代の方々が高齢者となった
ことも影響し急増いたしておりました。また、2040年頃には団塊ジュニアの方々も高齢者
になりますので、それ以降はこの高齢者数の伸びは鈍化して2040年頃がピークとなります。
ただし、日本全体における高齢化率は2040年以降も増加していくことが予想されていると
ころでございます。下には、字が小さいですが、高齢化率を黄色の四角囲みでお示しして
おります。2050年頃には37.7%ということで、平均して3人に1人以上は高齢者で何らかの
疾病を抱えている可能性も高くなりますので、そういったことを前提とした教育を行う必
要があるだろうということでございます。
加えまして、緑の折れ線は、黄色の高齢者人口を薄オレンジ色の15歳から64歳の生産年
齢人口で割った生産年齢人口1人当たりの高齢者割合ですが、御覧いただきますと、2050年
頃には2010年の2倍くらいになることから、生産年齢人口の負担は増えるということでご
ざいます。
次の資料は、国土交通省が作成した資料を引用しておりますが、人口の変化を1キロメッ
シュベースで分析したものでございます。2050年には、全国の居住地域の約半数で人口が
半減するということでございまして、人口が増加することが予想されている地域は日本地
図の中の赤い地域で全体の約3%ですが、こういった部分に限られるということで、国土の
中で多くの地域で人口減少となります。
というわけで、ここからは変化の時代であることをお示ししておりますが、こういった
人口構造の変化以外にも、資料1に戻っていただき、新たな感染症危機ですとか、またAIな
どの新規技術の医療現場への台頭も進んでおりますので、これらの変化に柔軟に対応でき
る医療人の養成が必要であろうということでございます。
キャッチフレーズですけれども、そういった意味が「未来の社会や地域を見据え」とい
うところに含まれておりますことと、また「多様な場や人をつなぎ」といいますのは、診
療科や職種といった立場、または病院や地域といった場所も越えて連携して活躍できる人
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