【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (109 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html |
出典情報 | 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回 1/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
JANIS は、(1)検査部門サーべイランス(2)全入院患者部門サーべイランス(3)手術部位感染部門サ
ーべイランス(4)治療室部門サーべイランス(5)新生児集中治療室部門サーべイランスの5部門から構成
されている。医療機関は、それぞれの目的や状況に応じて参加する部門を選択する。5部門のうち、検査部門
が薬剤耐性に関するサーべイランスである。検査部門では各医療機関の検査室に設置されている細菌検査装置、
システム等から分離菌に関する全データを取り出し、JANIS フォーマットに変換したものをウェブ送信により
提出する。提出されたデータを集計して、臨床的に重要な主要な菌種について各種薬剤に対する耐性の割合を
算出し、日本の National data として結果を公開している。
③ 今後の展望
JANIS 参加医療機関は 200 床以上の比較的大規模の病院が多く、また検査部門のデータは入院検体のみで
あり、外来検体は含まれていない。また診療所などのデータは収集されていない。このようなデータの偏りの
解消は今後の JANIS における課題である。
108