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【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html
出典情報 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回  1/17)《厚生労働省》
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表 47 病性鑑定材料から分離された Staphylococcus aureus の耐性率の推移(%)
薬剤*
ABPC(2019 年
より PCG)

SM

GM

EM

TC

CP

CPFX

BP

0.5

64

16


8†

16


32




4

検査株数 (n)

動物種

2011 年

2012 年

2013 年

2014 年

2015 年

2016 年

2017 年

2018 年



5.5

13.6

11.0

11.1

21.3

7.8

7.4

8.1

2019 年
6.4



-

-

-

-

-

75.6

71.4

82.4

87.5



0.0

25.0

0.0

15.4

50.0

3.7

22.6

8.0

0.0



6.4

2.3

2.8

1.1

2.7

1.4

3.4

5.8

8.0



-

-

-

-

-

33.3

20.4

39.2

17.5



0.0

10.0

0.0

7.7

16.7

3.7

0.0

0.0

0.0



0.9

2.3

1.8

0.0

1.3

0.0

0.6

0.0

0.0



-

-

-

-

-

2.2

14.3

11.8

7.5



0.0

15.0

0.0

0.0

0.0

3.7

9.7

4.0

0.0



1.8

3.4

5.5

0.0

6.7

2.8

1.7

6.4

4.8



-

-

-

-

-

37.8

38.8

52.9

52.5



50.0

55.0

0.0

15.4

16.7

22.2

6.5

4.0

17.6



0.0

2.3

8.3

5.5

6.7

0.0

0.0

0.6

2.4



-

-

-

-

-

57.8

53.1

60.8

77.5



37.5

5.0

0.0

16.7

16.7

33.3

19.4

20.0

17.6



0.0

0.0

0.9

0.0

1.3

0.0

0.6

0.6

1.6



-

-

-

-

-

22.2

30.6

43.1

37.5



0.0

0.0

0.0

15.4

33.3

3.7

3.2

8.0

0.0



0.0

0.0

0.9

0.0

1.3

0.7

0.6

0.0

1.6
5.0



-

-

-

-

-

11.1

8.2

23.5



25.0

0.0

4.2

15.4

33.3

3.7

3.2

28.0

0.0



109

88

109

91

75

141

175

172

125



-

-

-

-

-

45

49

51

40



8

20

24

12

6

27

31

25

17

BP の単位は μg/ml。 - :2015 年までの豚由来株については、いずれの年も株数が5株未満であったため、掲載していな
い。
* NA についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。† CLSI に規定された BP。

ⅲ. Escherichia coli
2012 年から 2018 年に 12 薬剤、2019 年に 13 薬剤を対象に調査を行った。2019 年は、牛、豚及び
鶏由来株では SM 及び TC、牛及び豚由来株では ABPC、豚由来株ではクロラムフェニコール(CP)、
ST、鶏由来株ではナリジクス酸(NA)に対して 50%を超える耐性が認められた。また、13 薬剤中 7
薬剤に対して豚由来株で牛及び鶏由来株に比べ高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重要な CTX、
CPFX 及びコリスチン(CL)に対する耐性率は、それぞれ 5.0~14.9%、15.8~35.0%及び 10.0~27.7%
であり、MEPM に対する耐性率は 0.0%であった。なお、2016 年から、CEZ 及び CL、2019 年から
CPFX について CLSI で変更後の BP を用いている点に留意する必要がある。CL については、2018 年
に動物用医薬品としては第 2 次選択薬に位置付け、飼料添加物としては指定を取消し使用を禁止して
いる。CL に対する耐性率は、2017 年で豚由来株で 50%以上を示したが、2019 年の耐性率は 27.2%と
減少しており、引き続きこれらのリスク管理措置の強化による今後の耐性率の動向を確認していく必
要がある。

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