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【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html
出典情報 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回  1/17)《厚生労働省》
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また、動物用抗菌剤においては製造販売業者がどの動物種に販売されたかを販売先から推定してお
り、それに基づいて動物種別販売量を集計している。原末換算量としては豚が最も多く、次いで海水
魚であった。
動物では、数 10gの雛から 600kg を超える乳牛と体重の幅が広く、飼養されている数も種毎に変
化するので、動物種別の比較を行うためには、その動物の頭(羽)数及び1頭(羽)当たりの体重を
考慮する必要がある。そのため、動物の体重や数からバイオマス重量(動物総重量)を算出し、バイ
オマス重量当たりの使用量として表し比較する方法がある。近年 OIE が動物用抗菌剤の使用量データ
の収集にあたってバイオマス重量の算出法を提示した。14 しかし動物種ごとの標準体重が地域ごとに
算出されており、その数値が現時点では公表されておらず、また年によって変わる可能性もあり、日
本のデータのみで評価することができない。しかし 2022 年に収集されるデータからは OIE が算出し
たその国のバイオマス重量を各国に示すこととなっており、世界の他の地域との比較が同一の手法に
基づいた形で可能になる予定である。
表 79 動物用抗菌剤の動物種別推定原末換算量(t)
2013 年

2014 年

2015 年

2016 年

2017 年

2018 年

2019 年

Beef cattle

23.02

20.35

23.77

25.00

25.92

33.17

33.40

Dairy cow

31.73

30.45

32.48

35.10

34.55

41.01

36.79

Horse
Pig
Broiler
Layer

2.18

2.01

2.10

2.31

2.17

3.90

3.49

502.64

490.42

503.13

521.64

551.96

486.01

450.24

65.90

70.14

62.36

64.79

63.03

64.62

69.81

23.29

23.67

19.36

20.75

16.61

17.69

17.56

112.36

93.41

123.02

143.03

159.07

164.00

217.66

Fish (Freshwater)

6.84

5.61

7.28

10.10

9.07

2.91

2.74

Ornamental fish

0.72

1.07

1.60

1.95

1.74

1.63

1.64

Dog/Cat

8.49

8.10

7.78

6.67

6.90

8.56

8.03

Others

2.54

3.22

0.09

0.10

0.00

0.00

0.00

779.70

748.44

782.96

831.43

871.02

823.50

841.37

Fish (Seawater)

合計

84