【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (91 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html |
出典情報 | 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回 1/17)《厚生労働省》 |
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ヒト、畜産動物、水産動物、愛玩動物、抗菌性飼料添加物および農薬の使用量を合算した値を表 86
に示す。ワンヘルスとして考えた場合における日本の抗菌薬の選択圧は、2013 年と比較しても 1.04 倍
程度しか増加していない。テトラサイクリン系が 18~21%と最も高く、次いでペニシリン系(13~17%)、
マクロライド系(11~15%)であった。またペニシリン系およびマクロライド系いずれも経年的に増
加しており今後の動向に注意が必要である。一方、セファロスポリン系、フルオロキノロン系において
はあまり変動を認めず、ヒトとヒト以外で使用可能な抗菌薬が異なることが影響していると考えられ
る。
表 85 日本における抗菌薬使用量(t)の現状
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
Penicillins
222.0
229.1
249.2
272.5
281.4
298.2
302.8
Cephalosporins
154.9
168.2
163.7
166.5
165.3
160.4
156.7
Monobactams
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
Carbapenems
9.9
9.9
10.1
10.2
10.1
9.8
10.0
Aminoglycosides
Macrolides
97.2
98.8
93.1
109.1
104.1
93.7
91.6
191.3
177.1
207.4
238.4
238.9
244.4
267.9
Lincosamides
41.8
46.0
31.3
24.3
27.6
25.1
24.1
Tetracyclines
359.7
345.9
356.0
351.3
363.7
318.7
320.9
49.0
40.4
46.4
48.5
37.7
24.1
28.6
Peptides and
glycopeptides
Sulfonamides*
149.7
147.5
150.4
154.4
161.2
154.4
155.7
Fluoroquinolones
66.8
65.8
63.9
63.5
60.0
56.7
55.3
Other quinolones
41.6
43.1
43.2
44.3
46.0
46.1
46.0
21.8
26.2
29.8
26.6
27.2
24.9
27.5
14.5
1.8
1.2
1.6
1.4
1.3
1.4
0.2
0.0
0.1
0.1
0.1
0.0
2.3
Polyethers
136.0
142.5
141.7
159.9
165.5
161.0
174.1
Polyoxins
16.2
15.5
15.3
15.8
8.6
13.7
13.2
138.4
132.6
124.6
118.6
122.8
133.3
127.5
1724.3
1685.9
1730.2
1804.7
1816.6
1762.2
1795.4
Amphenicols,
thiamphenicols and
derivatives
Furan and derivatives
Polysaccharides
Others*
合計
*飼料添加物の sulfonamides 及び農薬の validamycin は others に含まれる。集計に抗真菌薬を含まない。
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