よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html
出典情報 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回  1/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

②水産動物
動物用抗菌剤のうち、水産動物(海水魚、淡水魚及び観賞魚)に対する推定販売量(原末換算)を
表に示した。2013 年から 2019 年における推定販売量は 119.91t から 222.05t であり、動物用抗菌剤
全体の販売量の 13.4 から 26.4%を占めた。販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテトラサイクリ
ン系であったが、2016 年からはマクロライド系(エリスロマイシン)であった。2013 年から 2019
年への販売量の増加(約 102t)は、マクロライド系(エリスロマイシン)の販売量の増加によるもの
であり、これは従来の血清型とは異なるレンサ球菌症原因菌による感染症(Ⅱ型α溶血性レンサ球菌
症)の発生及び治療に伴うものと推測された。
なお、ヒトの医療に重要な第3世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬
品としては承認されていない。
表 81 水産動物(海水魚、淡水魚及び観賞魚)に対する推定販売量(原末換算)(t)
2013 年
Penicillins
Cephalosporins (total)
1st generation
cephalosporins
2nd generation
cephalosporins
3rd generation
cephalosporins
Aminoglycosides
Macrolides

2014 年

2015 年

2016 年

2017 年

2018 年

2019 年

16.31

13.87

14.38

14.62

14.66

12.85

17.01

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

21.70

17.13

38.05

61.44

68.87

82.61

107.40

Lincosamides

3.02

6.56

4.90

6.12

5.73

5.91

4.88

Tetracyclines

53.78

49.01

57.62

50.89

61.05

52.55

69.57

Peptides

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

Other antibioitics

0.27

0.42

0.16

0.42

0.47

0.63

0.32

Sulfonamides

7.68

8.59

11.71

16.74

14.39

9.64

15.56

Quinolones

0.79

1.71

1.51

1.58

1.53

1.47

2.45

Fluoroquinolones

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

Amphenicols

1.87

1.01

2.33

1.67

1.77

1.53

3.48

14.46

1.76

1.24

1.57

1.36

1.34

1.35

0.02

0.04

0.02

0.04

0.06

0.02

0.02

119.91

100.09

131.91

155.08

169.88

168.54

222.05

Furan and derivatives
Other synthetic
antibacterials
合計

86