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参考資料4 「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」報告書 (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》 |
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別添6
がん検診事業評価指標値の設定及び活用方法について
① 数値設定する項目
・ 精検受診率:精検受診者数(=要精検者-未把握者-未受診者)/要精検者数*100 注)
・ 未把握率:未把握者数/要精検者数*100 注)
・ 精検未受診率: 精検未受診者数/要精検者数*100 注)
・ (未受診+未把握)率: (未把握者+未受診者)/要精検者数*100 注)
注)
精検受診、未把握、未受診の定義は別途「定義」を参照
・ 要精検率: 要精検者数/受診者数*100
・ がん発見率: がんであった者/受診者数*100
・ 陽性反応適中度(PPV): がんであった者/要精検者数*100
② 許容値、目標値の設定
・ 上記①より設定した「最低限の基準としての許容値設定」が主体ではあるが、全て
の県が目標とすべき値として精度管理の優良な地域の値を参考に「目標値」も設定
する。
・ 今回、目標値は、優先して改善すべき項目であり、かつ設定上限が明らかな精検受
診率、未把握率、未受診率、(未把握+未受診)において設定する。
③ 数値設定方法及びその根拠
・ 今回提示する数値設定方法は、各指標の都道府県の分布を基にベンチマーキングし
た一時的な設定方法である。数値設定は、最終的には無作為化比較対照試験などに
基づく死亡率減少に結びつく一定の根拠が必要であるが、それを含め数値設定の方
法については今後の課題として検討していく。
・ 許容値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 70 パーセ
ンタイル(優良なもの上位 70%)の下限(指標によっては上限)の値を参考に設定
した。優良地域群のパーセンタイル設定は、各指標値の都道府県別の分布、特に重
要な精検受診率で 70 パーセントに外れ値が多く見られることより、分かりやすく
全指標に共通して 70 パーセンタイルとした。
・ 目標値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 10%(優良
なもの上位 10%)タイルの平均値を参考に設定する。
④ 数値設定の対象となる年齢層の設定
・ 数値設定の対象となる年齢は、本来はより絞り込んだ年齢層が望ましいが、各がん
により重点となる年齢層が異なるため今回は分かりやすさを考慮し、各がん共通で
40 歳から 74 歳まで(子宮頸がんのみ 20 歳から 74 歳)とする。
・ 上限については、がん対策基本計画の個別目標である「がんの年齢調整死亡率(75
歳未満)の 20%減少」に対応し設定する。
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がん検診事業評価指標値の設定及び活用方法について
① 数値設定する項目
・ 精検受診率:精検受診者数(=要精検者-未把握者-未受診者)/要精検者数*100 注)
・ 未把握率:未把握者数/要精検者数*100 注)
・ 精検未受診率: 精検未受診者数/要精検者数*100 注)
・ (未受診+未把握)率: (未把握者+未受診者)/要精検者数*100 注)
注)
精検受診、未把握、未受診の定義は別途「定義」を参照
・ 要精検率: 要精検者数/受診者数*100
・ がん発見率: がんであった者/受診者数*100
・ 陽性反応適中度(PPV): がんであった者/要精検者数*100
② 許容値、目標値の設定
・ 上記①より設定した「最低限の基準としての許容値設定」が主体ではあるが、全て
の県が目標とすべき値として精度管理の優良な地域の値を参考に「目標値」も設定
する。
・ 今回、目標値は、優先して改善すべき項目であり、かつ設定上限が明らかな精検受
診率、未把握率、未受診率、(未把握+未受診)において設定する。
③ 数値設定方法及びその根拠
・ 今回提示する数値設定方法は、各指標の都道府県の分布を基にベンチマーキングし
た一時的な設定方法である。数値設定は、最終的には無作為化比較対照試験などに
基づく死亡率減少に結びつく一定の根拠が必要であるが、それを含め数値設定の方
法については今後の課題として検討していく。
・ 許容値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 70 パーセ
ンタイル(優良なもの上位 70%)の下限(指標によっては上限)の値を参考に設定
した。優良地域群のパーセンタイル設定は、各指標値の都道府県別の分布、特に重
要な精検受診率で 70 パーセントに外れ値が多く見られることより、分かりやすく
全指標に共通して 70 パーセンタイルとした。
・ 目標値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 10%(優良
なもの上位 10%)タイルの平均値を参考に設定する。
④ 数値設定の対象となる年齢層の設定
・ 数値設定の対象となる年齢は、本来はより絞り込んだ年齢層が望ましいが、各がん
により重点となる年齢層が異なるため今回は分かりやすさを考慮し、各がん共通で
40 歳から 74 歳まで(子宮頸がんのみ 20 歳から 74 歳)とする。
・ 上限については、がん対策基本計画の個別目標である「がんの年齢調整死亡率(75
歳未満)の 20%減少」に対応し設定する。
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