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参考資料4 「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」報告書 (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》
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注 1)肺がん診断に適格な胸部 X 線撮影:日本肺癌学会編集、肺癌取り扱い規約 改訂第 6 版より
背腹一方向撮影 1 枚による場合、適格な胸部 X 線写真とは、肺尖、肺野外側縁、横隔膜、肋骨横隔膜角などを含
むように正しく位置づけされ、適度な濃度とコントラストおよび良好な鮮鋭度をもち、中心陰影に重なった気管、主
気管支の透亮像ならびに心陰影及び横隔膜に重なった肺血管が観察できるもの
注 2)撮影法:日本肺癌学会編集、肺癌取り扱い規約 改訂第 6 版より
1:間接撮影の場合は、100mm ミラーカメラと、定格出力 150kV 以上の撮影装置を用いて 120kV 以上の管電圧により
撮影する。やむを得ず定格出力 125kV の撮影装置を用いる場合は、110kV 以上の管電圧による撮影を行い縦隔
部の感度を肺野部に対して高めるため、希土類(グラデーション型)蛍光板を用いる。定格出力 125kV 未満の撮影
装置は用いない
2:直接撮影の場合は、被検者ー管球間距離を 1.5m 以上とし、定格出力 150kV 以上の撮影装置を用い、120kV 以上
の管電圧及び希土類システム(希土類増感紙+オルソタイプフィルム)による撮影がよい。やむを得ず 100~
120kV の管電圧で撮影する場合も、被曝軽減のために希土類システム(希土類増感紙+オルソタイプフィルム)を
用いる
3:CR の場合は、120kV 以上の管電圧及び散乱線除去用格子比 12:1 以上を使用して撮影し、適切な階調処理、周波
数処理、ダイナミックレンジ圧縮処理などを施した画像として出力する事が望ましい
注 3)日本臨床細胞学会 細胞診精度管理ガイドライン参照
注 4)組織や病期把握のための治療など

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