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参考資料4 「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」報告書 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》
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③ 教育、普及啓発に向けたPR活動(国、都道府県、市町村、企業、保険者、検診実施機関)
PR活動の実施にあたっては、例えば以下の事項を考慮することが必要。
・がん及びがん検診に関する正しい知識(男性は2人に1人、女性は3人に1人はがんに罹
る、若くてもがんに罹る、早期発見の重要性、有効性の確認されたがん検診の内容、検診
と受診の違い等)について、周知を図る。

「20~30 代は子宮がん」
「40~50 代はまず乳がん」のように、受診者側のライフステージに
応じた分かりやすいメッセージを心がける。
・ピンクリボン運動等を参考に、民間を活用したPR活動を行う。

「がん検診一覧表」のような一目で理解しやすい内容での普及・啓発。
医療保険者は「がん検診に関する普及啓発等の施策に協力するよう努めなければならない」
(がん対策基本法第五条)こととされており、被保険者を中心としたがん検診の普及啓発活
動等への協力に努めることが求められる。

(参考1)市町村事業におけるがん検診(指針の内容)












対象者

受診間隔

乳がん検診

問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)、視診、触診

40 歳以上

2 年に 1 回

子宮がん検診

問診、視診、子宮頚部の細胞診及び内診(有症状者は、
まず医療機関の受診を勧奨。なお、希望する場合には
20 歳以上
子宮頚部の細胞診に引き続き子宮体部の細胞診を実
施。)

2 年に 1 回

大腸がん検診

問診、便潜血検査

40 歳以上

年1回

胃がん検診

問診、胃部エックス線検査

40 歳以上

年1回

肺がん検診

問診、胸部エックス線検査、喀痰細胞診

40 歳以上

年1回

(※)がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(平成10年3月厚生労働省老人保健課長通知)

(参考2) 「第 3 回 乳がんに関する 2 万人女性の意識調査」
(三菱総合研究所他)
乳がん検診を1度も受けたことがない人の有する検診へのイメージは、「費用が負担に
なりそう」(マンモグラフィ 52.8%、エコー 48.5%)「時間がかかりそう」(マンモグラフ
ィ 21.4%、エコー 21.4%)との声が多かったのに対し、実際に受診した人では、「費用が
高かった」(マンモグラフィ 15.4%、エコー 9.6%)、「時間がかかった」(マンモグラフ
ィ 11.8%、エコー 9.6%)であった。共に検診を受けていない人の割合を大きく下回った。
(http://research.goo.ne.jp/database/data/000671/)

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