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第8回物価・賃金・生活総合対策本部 議事次第・資料 (58 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bukka/index.html
出典情報 物価・賃金・生活総合対策本部(第8回 3/22)《内閣官房》
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物価上昇の企業部門への影響
 2022年の経常利益は過去最高:2022年を通じた企業の経常利益は、ウィズコロナの下での経済社会活動の再
開による売上増加や、円安による押上げ効果もあり、過去最高水準(図1)。
 原材料高の影響は利益の下押し要因:一方で、原材料価格高騰の影響によって売上原価率は経常利益にマイ
ナス寄与。特に価格転嫁に課題が残る中小企業で影響が大きい。大企業は円安による営業外収益の増加が利
益の押し上げ要因(図2)。

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図1 売上高、経常利益の推移

図2 売上高経常利益率の変化幅

(全規模全産業)

(2022年1~12月通期の対前年差)
(兆円)

(兆円)

23.3(22年平均)
21.1(18年平均) 経常利益
20.4(19年平均)

25

420

380
363

360

364

15

売上高
(目盛右)

営業外収益等

300

2
0

+18.3

▲2.8

+11.2

製造業

+18.4

+11.7

+35.4

▲15.7

+11.1

非製造業

+10.9

+21.9

+5.6

+5.2

+11.3

中小企業

+17.6

木材・木製 非鉄金属 生産用機械 輸送用機械 非製造業


大中堅企業

+13.7

中小企業

1-12月通期

大中堅企業

10-12月期

中小企業

7-9月期

大中堅企業

4-6月期

中小企業

1-3月期

大中堅企業

(2022年、全規模ベース)

中小企業

製造業

大中堅企業

(年)

中小企業

22

大中堅企業

21

悪化

売上原価率

-4
中小企業

20

<経常利益の前年同期比増加率(%)>

全産業

改善

売上高販管費比率

大中堅企業

19

売上高経常利益率

4

280 -6
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ(期)
2018

(前年同期差、%ポイント)

340 -2
320

341

10

6

400

20

5

440

小売

(備考)財務省「法人企業統計季報」により作成。図1は季節調整値。図2は、売上原価率、売上高販管費比率の上昇をマイナス(悪化)、低下をプラス(改善)方向で表


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