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緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業 報告書 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40123.html
出典情報 緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業 報告書(5/10)《厚生労働省》
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妊薬を購入し、その場で服用していただきます。薬剤師が販売の可否を判断する必要があるため、購
入前に質問票に回答いただいた上で、薬剤師による面談を受けていただきます。また、服用前後に薬
剤師による指導を受けていただきます。また、緊急避妊薬を服用した後に 2 回(服用直後、及び、3~5
週間後)、登録したメールアドレス宛に送信されるアンケート調査に回答いただきます。研究への参加を
同意する際に、アンケート調査を実施するためのメールアドレスを登録していただきます。
なお、医学・薬学上の理由により緊急避妊薬を販売できない場合があります。その場合は、産婦人科
医がいる医療機関を受診してください。必要に応じて、薬剤師が産婦人科医を紹介します。
(2) 情報の利用目的及び取り扱い
本調査研究で収集する情報は、薬剤師が販売の可否を判断した記録(購入者の事前質問票及び面
談内容の記録)、及び、アンケート調査(購入者、薬剤師、産婦人科医それぞれに行う)の回答です。回
収した情報を集計・分析することで、適正販売を確保できるのかを検討します。
4.調査研究の実施期間
本調査研究の実施期間は、2023 年 11 月 28 日から 2025 年 3 月末までを予定しています。なお、対
象者ごとの調査研究への参加期間は、購入(服用)した日から、2 回目のアンケート(購入してから 3~5
週間後に実施)回答完了日までです。
5.対象者に生じる負担、予測されるリスク及び利益
(1)負担、予測されるリスク
本調査研究への参加に伴い時間的損失と金銭的負担が発生します。時間的損失は、調査研究の内
容について理解いただく時間、薬局への問合せ・薬局までの移動に要する時間、薬局において参加登
録、薬剤師との面談、アンケート調査への回答に要する時間(薬局での所要時間は 30 分程度)などで
す。金銭的負担は、薬局までの交通に要する費用と、緊急避妊薬の購入費用(税込 7,000~9,000 円)
です。すでに妊娠している可能性がある方は妊娠検査薬の購入費用、医療機関への受診が必要な方
は医療機関に支払う費用が発生する場合があります。また、薬剤師との面談やアンケートに回答するこ
とで心理的負担が生じる可能性があります。
(2)期待される利益
本調査研究に参加することで、医療機関を受診せずに、薬局で緊急避妊薬を購入して服用すること
ができます(ただし、薬剤師による面談を受けた結果、販売可となった場合に限ります)。また、服用後の
アンケート調査に 2 回とも回答した場合に、謝礼(500 円分の Amazon ギフト券)を受け取ることができま
す。ただし、謝礼支給対象の上限である 1,000 人の範囲である場合に限ります。
対象者への直接的な利益ではありませんが、この調査研究の結果は緊急避妊薬販売の環境整備に
活用されます。
6.参加の任意性、撤回の自由
この調査研究に参加されるかどうかは任意であり、あなたの自由意思が尊重されます。この調査研究
へ参加に同意された後でも同意を撤回できます。ただし、同意を撤回しても、回収済の情報のうち個人
を特定できないものについては、削除することはできません。同意を撤回したとしても、あなたが不利益
を受けることはありません。

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