＜別添＞
緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業
調査結果報告
本調査は、人を対象とする生命科学・医学系研究として、公益社団法人日本薬剤師会臨床・疫
学研究倫理審査委員会の承認を得て実施した（研究名「緊急避妊薬販売に係る環境整備のため
のモデル的調査研究」
、承認番号 2023-0004）
。
研究班：
本研究の研究班を公益社団法 人日本薬剤師会に置いた。研究班の構成員は以下のとおり。
研究代表者 ⻲井 美和子（帝京平成大学薬学部 教授、日本薬剤師会 常務理事、薬剤師）
研究責任者 小林 江梨子（城⻄国際⼤学薬学部 教授、薬剤師）
研究責任者 中島 理恵（日本大学薬学部 専任講師、薬剤師）
研究分担者 齋藤 カルメン（城⻄国際⼤学薬学部 助手、薬剤師）
研究協力者 安達 知子（公益社団法人日本産婦人科医会 常務理事、医師）
研究協力者 種部 恭子（公益社団法人日本産婦人科医会 常務理事、医師）
研究協力者 ⻑津 雅則（公益社団法人日本薬剤師会 常務理事、薬剤師）
研究実施機関：
主たる研究実施機関： 公益社団法人 日本薬剤師会
その他の研究実施機関： 帝京平成⼤学薬学部、城⻄国際⼤学薬学部、⽇本⼤学薬学部
研究協力機関：
協力薬局：145 施設

１．収集した情報および収集方法
ア．チェックリストから収集した情報
来局した購入希望者に対して、薬剤師が販売可否判断に用いたチェックリストの記録に基づい
て、購入希望者ごとの情報を協力薬局から収集した（表１）
。
表 1 チェックリストの記録項目
・ＩD（購入希望者ごとに設定した数字）
・来局前電話連絡 （あり／なし／不明）
・来局日時（年月日、時刻）
・年齢
・UPSI の理由（低用量ピル飲み忘れ／コンドームの脱落・破損・不適切な使用／避妊なし／その他
／不明）
・性暴力の可能性 （なし／不明／あり）

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