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04-2 令和7年度予算概算要求主要事項 (41 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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(3)大学等における価値創造人材育成拠点の形成

1.趣

(前 年 度 予 算 額

76,021千円)

令和7年度要求額

76,021千円



Society5.0 の到来や新型コロナウイルス感染症の世界的拡大など、変化が激しく不確実
性の高まる時代においては、企業も個人も変化に柔軟に対応し、強靭性を高めることが必要
である。特に、個人においては、自由に個性を発揮しながら付加価値の高い仕事を行うこと
が必要とされており、このような付加価値を生み出すには、機械やAIでは代替できない、
創造性・感性・デザイン性・企画力など、社会人が新たな価値を創造する力を育成すること
が必要とされている。
また、「経済財政運営と改革の基本方針 2020、2022」や「新しい資本主義のグランドデザ
イン及び実行計画・フォローアップ」等において、成長分野のニーズに対応した人材育成や
創造的な発想をビジネスにつなぐ教育プログラムを開発し、実践する大学等の拠点の構築
が求められている。
これらを踏まえ、社会人の創造性を育成するため、令和6年度までに開発・改良したプロ
グラムの運用実施を進め、大学等において創造的な発想をビジネス等につなぐ教育プログ
ラムの開発や拠点の形成を行い、我が国の国際競争力の向上や生産性の向上に資する「組織」
と「人」の変革を進める。

2.事業内容
・価値創造人材育成のためのプログラム開発、拠点構築等
① 令和6年度までに2拠点で開発・実施したプログラムについて、創造的発想をビジ
ネスにつなぐ価値創造人材育成プログラムとして、企業や他大学等と連携しながら
展開・改良するとともに、修了生を含めたネットワークの強化及び活動活性化を図
り、自走に向けた最終調整を行う。
② 来年度以降のプログラム自走に向けて、実施したプログラム内容の評価方法、持続
的なプログラム点検・改善のプロセス、評価に基づく適切な受講料設定を行い、持
続的運営体制を確立する。
③ プログラムの全国普及に向けたイベント開催やオンライン配信・企業向け研修プロ
グラム等への応用などを通じた横展開を図る。

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