（６）社会人の学びの情報アクセス改善に向けたポータルサイト
「マナパス」の改良・充実
（前 年 度 予 算 額
令和７年度要求額

１．趣

３０，１７６千円）
１１２，５７５千円

旨

本事業は、社会人の学び直しにおける「情報不足」といった課題に対応するため、ポータ
ルサイト「マナパス」の運用を通じて、大学等が提供するリカレント教育プログラムの内容
や学び直しにあたって活用できる支援制度、実際に学び直した社会人のロールモデル等、社
会人の学びに役立つ情報発信を行い、リカレント教育の重要性や有用性を普及啓発してい
るものである。
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024 改訂版」などでも、大学での学
び直しの活用やそこで習得したスキル・学習歴の可視化の重要性については示されている。
また、経団連からも、良質なリカレント教育プログラムに対する継続的支援や「マナパス」
において企業側のニーズと大学側のシーズをマッチングするコーディネート機能の強化を
提言されるなど、大学等のリカレント教育に関する情報発信において産業界の「マナパス」
への期待は大きい。
全国の大学等におけるリカレント教育プログラムに関する情報を集約した本ポータルサ
イトの機能改善やコンテンツ拡充を継続的に実施することで、個人の学び直しや自律的キ
ャリア形成、企業の人材育成を促進し、時代の変化に対応できる人材の輩出や労働生産性の
向上に貢献する。

２．事業内容
令和６年度に UI(ユーザーインターフェース)の改修を行い、令和７年度においては、外
部との連携や広報活動等により、より多くの人から信頼されるリカレント教育サイトとな
ることを目指す。外部連携としては、講座を提供する大学等の事務負担を軽減するとともに、
サイトの情報を常に最新の状態にするため、大学等 HP と「マナパス」の自動連携を行う。
広報活動としては、より多くの講座受講につなげるため、講座紹介や修了生インタビュー動
画コンテンツの作成、
またサイトの認知度向上に向けた web プロモーション等を実施する。
加えてアクセス数増加や機能拡充に対応できるようサーバー強化やセキュリティ強化等に
取り組む。

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