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04-2 令和7年度予算概算要求主要事項 (9 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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とともに、学校等において日本語指導を含めたきめ細かな指導を行うなど、全国的な教育機
会の確保・教育水準の確保を図るため、以下の取組を行う。

2.事業内容
(1)帰国・外国人児童生徒教育等に係る研究協議会等

709 千円(709 千円)

帰国・外国人児童生徒等教育や国際理解教育の充実に資するため、都道府県・指定
都市教育委員会の担当指導主事等を対象に、必要な施策やその実施に当たっての諸課
題、地域における取組等について研究協議、実践交流、情報交換等を行う。
(2)帰国・外国人児童生徒等教育の推進支援事業
【補助率 1/3】


1,361,659 千円(1,104,092 千円)

帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業
1,250,539 千円(1,008,879 千円)
帰国・外国人児童生徒等の受入れから卒業後の進路までの一貫した指導・支援体制

を構築するため、日本語と教科の統合指導や生活指導等を含めた総合的・多面的な指
導の充実、指導・支援体制の整備、多言語翻訳システムや遠隔指導等 ICT の活用の促
進、外国人高校生等に対するキャリア教育をはじめとした支援の充実等、自治体の外
国人児童生徒等の教育の充実に係る取組に対して支援する。
<補助対象:都道府県・市区町村(指定都市・中核市以外は間接補助)>


外国人の子供の就学促進事業

111,120 千円(95,213 千円)

生活・家庭環境、国籍・言語など多様な背景・事情により、就学に課題を抱える外
国人の子供の就学を促進するため、自治体が行う就学状況の把握、就学ガイダンスや
学校外での就学につなげるための日本語指導等に係る自治体の取組に対して支援す
る。<補助対象:都道府県・市区町村>
(3)日本語指導が必要な児童生徒等の教育支援基盤整備事業
22,167 千円(11,333 千円)
全国的に増加する外国人児童生徒等への教育支援体制の構築や一層の充実にむけ
て、アドバイザーによる自治体等への指導・助言、外国人児童生徒等向けの学習教
材・文書作成等に利用されるポータルサイト「かすたねっと」の整備、就学状況や学
校での日本語指導に係る実態把握のための継続的な調査等を行う。
(4)外国人生徒のキャリア支援等に関する調査研究

20,354 千円(新規)

日本語指導が必要な高校生等の中途退学率は全高校生等よりも高く、進学率は低
く、進学も就職もしていない者の率は高い。外国人児童生徒等が自己肯定感を高め、
将来のキャリアや職業、生活などに夢や希望を持って学習を続けられるようにするた
めには、高等学校・大学等への進学や就職等の進路選択を支援することが重要である
ため、高等学校における外国人生徒に対するキャリア教育及びキャリア支援の実態を
調査し、支援方策等の具体的な検討や研究協力校等による実践を行う。

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