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参考資料4 厚生労働科学研究の成果に関する評価(令和5年度報告書) (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31012.html |
出典情報 | 厚生科学審議会(第21回 2/3)《厚生労働省》 |
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令和5年度
女性の健康の包括的支援政策研究事業「成果に関する評価」
(55,000 千円)
1.研究事業の概要
女性の健康に関して、ライフステージ毎に変化する心身の特性を踏まえ、生涯にわた
る包括的な支援が求められており、本研究事業では、その体制整備を行う。
2.研究事業の成果
○
「保健・医療・教育機関・産業等における女性の健康支援のための研究」(令和3~
5年度)では、前身となる研究班で作成されたウェブサイトの試作版をもとに、改
訂・改良を行った。
○
「性差にもとづく更年期障害の解明と両立支援開発の研究」
(令和4~6年度)で
は、更年期の健康課題に関して、症状の発生状況や受療行動、治療等に関する実態把
握等を進めており、支援方法や対策を検討する際の基礎情報が収集された。
3.成果の評価
これまで、わが国における女性の健康支援に関する取組は、妊娠・出産や疾病等に着目
して進められてきており、ライフステージごとに変化する女性の心身の特性を踏まえた
取組や、生涯に渡る包括的な支援が十分に行われていない状態であることから、体制整
備を進める必要がある。本研究事業では、医学的・生物学的視点のみならず社会的背景
も踏まえ、小児期から老年期にわたる女性の生涯を通じた健康課題や切れ目のない健康
支援に焦点を当てており、女性のライフコース全体を意識した課題の検討により、効率
的に研究を進めた。研究成果については、女性の健康に係る情報提供体制、ライフステ
ージに応じた健康評価・フォローアップ体制の整備など、女性の健康課題に対する政策
立案に活用し、女性の直面する身体的・精神的困難の軽減、包括的な健康支援を図っ
た。
4.改善すべき点及び今後の課題
人生の各段階に応じて心身の状態が大きく変化するという特性を踏まえた、生涯にわた
る女性の健康支援のためには、医学的・生物学的視点のみならず社会的背景も踏まえた
研究課題の設定や、研究課題間の連携も意識し、より効率的な研究体制の整備を進め、
施策への反映を図る必要がある。
5.総合評価
研究事業の目的・目標の達成に向けて実施された令和5年度の研究課題について、
不十分な成果となった課題がなく、特筆すべき成果が
あるなど計画を上回る成果が得られた。
○
不十分な成果となった課題がなく、計画どおり順調な
成果が得られた。
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女性の健康の包括的支援政策研究事業「成果に関する評価」
(55,000 千円)
1.研究事業の概要
女性の健康に関して、ライフステージ毎に変化する心身の特性を踏まえ、生涯にわた
る包括的な支援が求められており、本研究事業では、その体制整備を行う。
2.研究事業の成果
○
「保健・医療・教育機関・産業等における女性の健康支援のための研究」(令和3~
5年度)では、前身となる研究班で作成されたウェブサイトの試作版をもとに、改
訂・改良を行った。
○
「性差にもとづく更年期障害の解明と両立支援開発の研究」
(令和4~6年度)で
は、更年期の健康課題に関して、症状の発生状況や受療行動、治療等に関する実態把
握等を進めており、支援方法や対策を検討する際の基礎情報が収集された。
3.成果の評価
これまで、わが国における女性の健康支援に関する取組は、妊娠・出産や疾病等に着目
して進められてきており、ライフステージごとに変化する女性の心身の特性を踏まえた
取組や、生涯に渡る包括的な支援が十分に行われていない状態であることから、体制整
備を進める必要がある。本研究事業では、医学的・生物学的視点のみならず社会的背景
も踏まえ、小児期から老年期にわたる女性の生涯を通じた健康課題や切れ目のない健康
支援に焦点を当てており、女性のライフコース全体を意識した課題の検討により、効率
的に研究を進めた。研究成果については、女性の健康に係る情報提供体制、ライフステ
ージに応じた健康評価・フォローアップ体制の整備など、女性の健康課題に対する政策
立案に活用し、女性の直面する身体的・精神的困難の軽減、包括的な健康支援を図っ
た。
4.改善すべき点及び今後の課題
人生の各段階に応じて心身の状態が大きく変化するという特性を踏まえた、生涯にわた
る女性の健康支援のためには、医学的・生物学的視点のみならず社会的背景も踏まえた
研究課題の設定や、研究課題間の連携も意識し、より効率的な研究体制の整備を進め、
施策への反映を図る必要がある。
5.総合評価
研究事業の目的・目標の達成に向けて実施された令和5年度の研究課題について、
不十分な成果となった課題がなく、特筆すべき成果が
あるなど計画を上回る成果が得られた。
○
不十分な成果となった課題がなく、計画どおり順調な
成果が得られた。
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