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【参考資料3-2】ポリオウイルスに対する緊急時対応計画(案)[1.3MB] (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》
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6.2.

感染者との接触者の管理

接触者のうち、同居者、トイレ共有者、食事関連の接触者、PPE 未使用の医療従事者等については、
感染リスクの度合いを含めたリスク評価結果に応じ、本人の同意を得た上で対応を行うことが望ましい
(図表 10 参照)。
接触者の健康観察が推奨される期間 3,21は、患者(無症状病原体保有者含)と最後に接触した日から起
算し、3日後に便検査を 24 から 48 時間間隔で2回連続して行い、陰性が確認された時点をもって終了と
する。
図表 10 リスク別の対応内容
接触の程度
同居者
患者が使用したトイレの使用者
会食による接触者
PPE 未使用の医療従事者

低リスク事例
Sabin PV

高リスク事例
WPV・VDPV

・通常の生活下での健康観察
(発熱、嘔吐、下痢等の症状
の有無)
・衛生対策の助言

・医療機関又は自宅待機による健
康観察(発熱、嘔吐、下痢等の症状
の有無)
・トイレ・浴室等は、接触者の個別使
用又は簡易トイレを使用する。

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なお、ウイルス感染後、ウイルスの排出が始まる期間について明確に記載された文献等はないが、CDC では、症状が現れる直前か
ら最長 2 週間以内に他の人にウイルスを広める可能性があり、症状がない人でも、周囲の人へのウイルス伝播により発症させる可能性
があるとされる。 (CDC:About Polio in the United States.[ https://www.cdc.gov/polio/about/index.html])

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