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主要事項 (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html
出典情報 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》
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第6 子どもを産み育てやすい社会の実現
子どもを産み育てやすい環境を整備するため、児童虐待防止対策及び社会的養育の迅
速かつ強力な推進、母子保健医療対策、子どもの貧困とひとり親家庭対策を推進する。
また、
「新子育て安心プラン」をはじめとした総合的な子育て支援を行うとともに、保育
人材の確保・処遇改善を図ることで「希望出生率 1.8」の実現を目指す。

1 子育て家庭や女性を包括的に支援する体制の構築
補正602億円、当初252億円(239億円)
(1)子どもらしい生活を送ることができないヤングケアラーを福祉サービスにつなぐ
コーディネーターの配置や実態調査・研修等支援体制の強化【新規】
ヤングケアラーについて、令和4年度から3年間を「集中取組期間」として、中・
高校生の認知度5割を目指し社会的認知度の向上に取り組むとともに、自治体による
実態調査や研修を支援する。コーディネーターの配置やピアサポートなど自治体の先
進的な取組を支援する。また、当事者団体や支援団体のネットワークづくりを支援す
る。

(参考)【令和3年度補正予算】


母子保健と児童福祉の一体的提供に向けた支援

602億円

妊産婦や子育て世帯、子どもへの一体的相談支援を行う機関を整備するとともに、子育て
家庭への訪問家事・育児支援や、居場所のない子どもの居場所づくり、困難を抱えた妊産婦
への滞在型支援等を実施し、包括的な支援体制の構築を図る。

(2)困難な問題を抱える女性への支援体制の充実・強化を図るための婦人保護施設の機
能強化、婦人相談員の処遇改善、NPO法人等との協働による支援の推進


婦人保護施設の機能強化
婦人保護施設の専門性・ノウハウを活かし、困難な問題を抱える女性への支援を
展開する地域のNPO等の支援体制を強化するため、婦人保護施設に民間団体支援
専門員の新たな配置又は心理療法担当職員の加配を行う。また、婦人保護施設入所
者等に係る一般生活費の基準単価を改善し、施設入所者の生活水準の向上を図る。

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