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【参考資料3】第2回検討会資料 (77 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31441.html |
出典情報 | 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会(第3回 2/27)《厚生労働省》 |
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1.多職種の連携・配置
【本検討会設置までの経緯と今後の進め方等について】
本検討会については、救急現場における医師・看護師等の配置について、この後、3回議論がされて、3月中に
まとめると示されているところ。もともと、厚生労働科学特別研究(任研究)結果を踏まえ、救急外来等への看護
師の配置について検討し、必要な措置を行うということだったと認識している。しかし、論点にしめされていると
ころでは、救急外来での多職種の連携と少し焦点がぼやけているというか、抽象度が上がったのではないか。
• 搬送患者は非常に増えており、そこで対応しているのはほぼ医師と看護職員というところ、やはり看護職員の配
置については、早急に結論を出していただきたい。
• 多職種の配置等のことをしっかりと考えていくことは非常に大事なことだと認識している。医師・看護師だけで
は救急の部門、外来は成り立たない。事務に始まり、医師・看護師等に連絡、また、救急救命士等に連絡をしなが
ら、次のプロセスとして、レントゲン技師、検査技師、薬剤師等、多職種がチームとなって救急医療に携わってい
る。そのことをしっかりと議論をさせていただきたい。
• 医師・看護師だけでなく、臨床検査技師や診療放射線技師、臨床工学技士なども、救急の現場で非常に活躍して
いる実態もある。もちろん、多くの小さな病院においては、事務の方、また、事務と看護師、放射線技師、臨床検
査技師等がチームを組んで、1人の患者さんの生命をつないでいるという実態もある。そういった意味では、多職
種で救急を支えていく、救急の現場をそれぞれの多職種の専門性を生かしながら、また、専門性外でもしっかりと
担えるような状況を作る、そういうものを示す、そういった議論をする場があればよい。そういう意味では、今回、
医師の労働時間が制限をされるというような中で、多職種へのタスク・シフト/シェアを、もう少しうまく進められ
れば、この辺のところも解消し、救急の現場も非常にうまく回っていくのではないか。
• 救急の中で、今、多職種の連携ということが大事だということ、本当に皆さんがおっしゃるとおりで、そういう
方向で検討されていくことを大変うれしく思う。そういった中で、それぞれの専門性をしっかりと活用していくと
いうのは大事なこと。そういったものを効率的に機能させていくというところで、看護師がしっかりと担っていか
なくてはいけない。現場で働いていると、2人の患者さんが同時に入ってきて、医師が1人しかいないという状況
の中で救急対応をしているというのが、実際におきている。こういったときに、多職種がしっかり入れるに越した
ことはないが、現実的に、可能性があるところをしっかり見据えた形で、実際にそぐう形で結論を出していけたら
よいのではないか。
• 救急外来における多職種の在り方、連携ということで、本検討会に関しては、救急救命士の方々や、チーム医療推
進協議会の代表の先生方が御参加のため、ぜひ、救急外来全体の議論ができればということを考えている。
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【本検討会設置までの経緯と今後の進め方等について】
本検討会については、救急現場における医師・看護師等の配置について、この後、3回議論がされて、3月中に
まとめると示されているところ。もともと、厚生労働科学特別研究(任研究)結果を踏まえ、救急外来等への看護
師の配置について検討し、必要な措置を行うということだったと認識している。しかし、論点にしめされていると
ころでは、救急外来での多職種の連携と少し焦点がぼやけているというか、抽象度が上がったのではないか。
• 搬送患者は非常に増えており、そこで対応しているのはほぼ医師と看護職員というところ、やはり看護職員の配
置については、早急に結論を出していただきたい。
• 多職種の配置等のことをしっかりと考えていくことは非常に大事なことだと認識している。医師・看護師だけで
は救急の部門、外来は成り立たない。事務に始まり、医師・看護師等に連絡、また、救急救命士等に連絡をしなが
ら、次のプロセスとして、レントゲン技師、検査技師、薬剤師等、多職種がチームとなって救急医療に携わってい
る。そのことをしっかりと議論をさせていただきたい。
• 医師・看護師だけでなく、臨床検査技師や診療放射線技師、臨床工学技士なども、救急の現場で非常に活躍して
いる実態もある。もちろん、多くの小さな病院においては、事務の方、また、事務と看護師、放射線技師、臨床検
査技師等がチームを組んで、1人の患者さんの生命をつないでいるという実態もある。そういった意味では、多職
種で救急を支えていく、救急の現場をそれぞれの多職種の専門性を生かしながら、また、専門性外でもしっかりと
担えるような状況を作る、そういうものを示す、そういった議論をする場があればよい。そういう意味では、今回、
医師の労働時間が制限をされるというような中で、多職種へのタスク・シフト/シェアを、もう少しうまく進められ
れば、この辺のところも解消し、救急の現場も非常にうまく回っていくのではないか。
• 救急の中で、今、多職種の連携ということが大事だということ、本当に皆さんがおっしゃるとおりで、そういう
方向で検討されていくことを大変うれしく思う。そういった中で、それぞれの専門性をしっかりと活用していくと
いうのは大事なこと。そういったものを効率的に機能させていくというところで、看護師がしっかりと担っていか
なくてはいけない。現場で働いていると、2人の患者さんが同時に入ってきて、医師が1人しかいないという状況
の中で救急対応をしているというのが、実際におきている。こういったときに、多職種がしっかり入れるに越した
ことはないが、現実的に、可能性があるところをしっかり見据えた形で、実際にそぐう形で結論を出していけたら
よいのではないか。
• 救急外来における多職種の在り方、連携ということで、本検討会に関しては、救急救命士の方々や、チーム医療推
進協議会の代表の先生方が御参加のため、ぜひ、救急外来全体の議論ができればということを考えている。
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