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【参考資料3】第2回検討会資料 (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31441.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会(第3回 2/27)《厚生労働省》
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国家戦略特区ワーキンググループ議事概要(令和4年10月18日)①
○特区WG委員 ●厚生労働省

第2回救急医療の現場における医療 参考
関 係 職 種 の 在 り 方 に 関 す る 検 討 会 資料
令 和 4 年 1 2 月 1 4 日



○カテゴリーⅡについて、特区の中で実証実験を早急に進める検討をしていただいていることについてはありがたいと
思っているが、吉備中央町の要望、提案というのは、カテゴリーⅡに含まれないエコーを含む非侵襲の検査なども含まれ
ている。こちらは、どのような検討状況にあるのか、検討を始めるならどのようなスケジュールで行われるのか。
●超音波については、かつて救急救命処置検討委員会で平成30年度に提案され、提案の中身の資料が不足していることに
よって差戻しになったという経緯がある。救急救命処置検討委員会での検討を経た上で、今、カテゴリーⅡにその四つの
処置が存在しているところであり、その四つの処置というものをこれからどうしていくかということをまずは検討してい
く必要がある。国家戦略特区の諮問会議の中でもそのカテゴリーⅡについて、今後、実証を先行的に開始することについ
て結論を得るということをされているところであり、まずはその四つの処置についてどのような実証をしていくかという
ことを考えるのが先だと考えている。超音波検査については、吉備中央町において、将来的な議論を見据えて実施による
効果や必要な教育について検討を進めていただいているところだが、現状、その超音波自体をすぐに救急救命処置に入れ
るかどうか検討をするというフェーズにはなっていない認識。
○諮問会議で決定されたカテゴリーⅡについて誠実に御対応いただいていることには本当に感謝申し上げるが、特区提案
のエコーについて検討の俎上にのらないというのは理解できない。過去に提案され差戻しになったものは準備が不足して
いて、こうした点が提案の俎上にのらない点であれば、それを指摘してもらえば、吉備中央町や岡山大学病院で御用意い
ただけると思う。今、検討をしていただくためにはどのような材料が必要なのか、御助言いただければありがたい。
●昨年、救急救命士法が改正され、救急救命処置を行う場が病院前だけだったところが、病院内の一部にまで広がった。
そのため、救急救命処置の範囲を広げるよりもまず、場が広がったことの効果についての検証が必要と関係団体と協議し
ている。救急救命処置を考えるにあたり、病院の中まで含めて救急医療の一体的な議論をするため、今回新たな検討の場
を設置した。その中で、まずはかつての救急救命処置検討委員会でカテゴリーⅡに分類された4処置の取扱いというもの
をまず検討した上で、今後のその他の救急救命処置というものについてどのように検討していくべきかも含めて、関係者
の意見を聞く。
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