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資料2-1 医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_256018.html
出典情報 国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会(第3回 3/28)《厚生労働省》
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事業の現状等及び将来的な方向性

現状・課題
• 平成30年度から令和5年度までの事業として、医療機器を開発できる企業人材の育成を目的とし、医療機関において医療機器を開
発する企業の人材を受け入れ、市場性を見据えた製品設計の方法等に関する資質を習得した人材を育成するための拠点整備、及び、
各医療機関の特色を活かした拠点整備等を行ってきたところ。
• 事業のうち、人材育成については、各拠点において、「臨床現場観察を通じた人材育成を実施」「医学研究科における人材育成」
「工学部において医療機器開発を目的とした教育を実施」など、実績が積み重ねられてきた。
• 伴走支援については、一部の拠点において、薬事・事業化に向けた出口戦略について、企業からの相談に乗ること等、が行われて
きた。
• 令和4年度までの事業において、拠点ごとの特色を生かした独自性が課題として指摘されていたことから、令和5年度においては、
拠点ごとの特色を生かした拠点整備を推進することとしている。

• 人材育成に関連して、「専門性の高い各領域を俯瞰的に捉えたリスキリング」が重要であるといった指摘がある。
• また、ベンチャー企業等に対する支援が重要であるとの指摘がある。

考えられる今後の方向性
• 現在事業において行っている企業人材の育成について、社会のニーズ等を踏まえた学び直し(リスキリング)の推進を更に強化す
ることが考えられるのではないか。
• 加えて、スタートアップ企業等に対して、医療機器の創出に当たって、開発から保険適用・海外展開等まで見据えた伴走支援を実
施することが考えられるのではないか。
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