医薬品・医療機器等のサプライチェーン実態把握等のための調査事業
令和3年度補正予算：5.1億円

○ 経済安全保障の観点も踏まえつつ、サプライチェーンの強靱化によって医療提供体制を安
定化させるため、医療上重要な医薬品・医療機器・個人防護具・衛生材料について、供給が途
絶した場合の原因特定や対応を可能とするためのサプライチェーンの実態把握調査を実施する。
○ また、個人防護具について、有事の際の供給確保計画を検討するため、国内生産・輸入の
動向について調査を行う。
＜調査事項＞
・医薬品（タクロリムス水和物、ドパミン塩酸塩等）：サプライチェーン実態
・医療機器（人工呼吸器、検査試薬等）：サプライチェーン実態
・個人防護具（マスク、ガウン等）：国内生産量、輸入量、サプライチェーン実態
・衛生材料（ガーゼ等）：サプライチェーン実態

＜調査結果のイメージ＞ ※サージカルマスクの場合。イメージのため、実際の内容とは異なる可能性がある。
〈最終製品のサプライチェーン〉
（サージカルマスク）

〈原材料のサプライチェーン〉
（不織布）

（ノーズフィット）

C国

C国

A国
B国

D国

D国

（ゴム紐）
D国
C国

（フィルター）

D国
C国C国

（調査結果の分析）
●A国、B国の情勢不安等によりサージカルマスクの輸入が滞る可能性がある。

●C国、D国が日本国内で生産しているサージカルマスクの原材料の主な生産国であり、これらの国の情勢不安等により
サージカルマスクの国内生産が滞る可能性がある。

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